2016年11月1日より上野国立科学博物館にて開催されている
「世界遺産 ラスコー展」
に行ってきました。
今回は
- ラスコー展の概要とお得情報
- ラスコー展の混雑状況とチェック方法
- 見どころと音声解説の評価・所要時間について
- グッズに関して
このような順に書いていきます。
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そもそもラスコー展とは……?
まず今回のラスコー展ですが、今から2万年程前に「クロマニョン人」によって洞窟に壁画が描かれました。
その壁画は、クロマニョン人が描いた壁画の中でも、色彩、技法などがとても素晴らしく、1979年に世界遺産として登録されました。
しかし今、この洞窟は壁画の保存のために非公開となっており、研究者も含め誰一人として立ち入れない状況となってるそうです。
世界遺産を体験出来る展示!
今回のラスコー展では、そんな「既に誰一人として入れない世界遺産、ラスコー洞窟」に実際に入ったかのような体験が出来る、貴重な展示になっています。
また他にも、クロマニョン人が作った彫刻や使用した道具、そして等身大の超リアルなクロマニョン人などが展示されています。
これらを見る事で、当時のクロマニョン人の生活の様子を知ることも出来ます。
ラスコー展の概要とお得情報
世界遺産 ラスコー展概要
期間:11月1日(火)~2月19日(日)
開館時間
午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)※土曜日は
「ラスコー展」のみ午前9時~午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
その他常設展示等は午前9時~午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※入館は各閉館時刻の30分前までとなっています。
休館日
毎週月曜日、12月28日(水)〜1月1日(日)、1月10日(火)
※ただし12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)は開館。
割引お得情報
上野動物園の当日券の半券、または年間パスポート、共の会員証をラスコー展券売所に提示する事で当日券が割引されます。
一般・大学生は100円引き、小中高校生は50円引きとなります。
当日券
- 一般・大学生:1,600円(1,500円)
- 小・中・高校生:600円(550円)
またこれは逆の適用も可能になっており、ラスコー展半券を提示する事で、上野動物園入場料金が割引になります。
こちらは一般は120円、中学生以下は40円、65歳以上60円引きとなっています。
- 一般:600円(480円)
- 中学生:200円(160円)
- 65歳以上:300円(240円)
ただし上野動物園の場合、小学生、都内在住・在学の中学生は、元々入園無料なので割引は適用されません。
と、いくつかの割引方法を掲載してみましたが、それでもやはりオークションなどで買うのが一番お得ですね^^;
ラスコー展の混雑情報
これまでにも東京国立博物館には何度も足を運んでいますが、ラスコー展は恐竜博ほどの混雑度ではなかったものの、比較的混雑してる印象でした。
ちなみに年齢層は普段よりも高めであり、普段と客層が若干異なっていました。
混雑時間は?
これまでにも何度か触れていますが、13:00~16:00時頃は混雑しがちです。
そのため時間的混雑を少しでも避けるのでしたら「開館直後」か、遅くまでやっている「金曜日の夜」に向かうのがオススメです。
混雑状況のチェック
ちなみに当日の混雑状況は、国立科学博物館の公式HP(←クリックで移動)にてチェックすることが可能です。
(海のハンター展の公式ページではなく、国立科学博物館の公式ページです)
公式ページに移動するとこのようになっているので「混雑状況はこちら」をクリックしましょう。
すると別ウィンドウでに混雑状況が表示されます。
便利ですので是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
それでは今回ラスコー展の見どころを、もう少し掘り下げて紹介していきます。
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世界でここだけでしか見れない!実物大壁画
さて今回の見所ですが、なんといっても「実物大の洞窟内壁画」でしょう。
ここ、壁画自体も凄いのですが、会場の気合いの入り様がハンパなかったです。
明るさで変わる壁画の見え方
壁画が設置されている第4章「ラスコー洞窟への招待」の部屋は、時間によって明るさが変わるように設置されています。
これにより「明るい時の壁画」が見られるのはもちろん、壁に描かれている「壁画の線」をライトで浮かび上がらせることにより、どれだけ繊細に描かれているかを知る事が出来ます。
ここは人が集中してましたねー。壁画自体が美しく、さらに照明で見え方が変わるため、見てい飽きないゾーンになっています。
洞窟の雰囲気がこれでもかと伝わってくるジオラマ!
また、この直前には洞窟自体を精密に再現した、実物の1/10のジオラマがあります。
ジオラマ内には人の模型もあるため、洞窟内の広さが想像しやすくなっています。
このジオラマがあることで、よりラスコー洞窟の雰囲気が伝わってきますよねー。
実は体験コーナーがたっぷり!
今回の展示、大人向けの展示かと思っていましたが、体験コーナーが多いため、小さなお子様連れでも楽しむ事が出来ます。
実際に小さなお子さんに人気のあった模写体験や
レーザースキャン解像度の違いを体験出来るコーナー、壁画から動物を探し出す体験など、様々な体験コーナーがあります。
今回のラスコー展は見所満載です。いつもより途中の休憩コーナーで休んでいる人が多かったのも納得です 笑
ラスコー展の音声解説!対象年齢は?
今回の音声解説は、恐竜博でもサポートナレーターを務めた、恒松 あゆみさんが行っています。
関連リンク
恐竜博 武井壮が担当した音声解説をレポート!通常版&ジュニア版
この音声解説は公式によると「お子様も大人の方も楽しみいただける」とありましたが、少し大人向けに感じました。
詳細をしっかり伝えてくれる音声解説
例えば、展示場にはラスコー洞窟非公開の理由を「1年に10万人の見物客が訪れたから」と表記していますが、音声解説ではさらにその詳細を
「見物客の呼吸による二酸化炭素と、洞窟内壁画による化学反応」「実は空調の影響も大きかった」と、もうすこし掘り下げて解説しています。
音声ガイド中にはクイズなんかも多少あったものの、今回の解説は「やや大人向け」であり「小学校高学年か中学生以上」に推奨出来る内容であったと感じました。
所要時間は?
ラスコー展の所要時間ですが、音声解説を全て聞いていった上で、1時間10分ほどでした。
ですが「体験コーナー」は軽く見ただけですので、これらも楽しむとすると、もう少し時間がかかるでしょう。
大人向けで実用性も抜群のグッズコーナー!
今回のグッズは気合いが入っているように感じました。特に大人向けの日常でも使えるグッズが最高!
いつも販売されている図説は、トートバッグと同時購入でちょっぴり割引がかかります。そしてそのトートバッグ。
めっちゃかわいい……
ただしこの犬のラスコー展との関連性は自分にはわかりませんでした 笑
ほかにも眼鏡拭きなどの小物や
手拭やマグネット
パズルもはいい感じ。
ワインは、買う人いるのかな……
ポストカードもおしゃれだったし、
豆皿もいい感じですよねーー。
そしてトートバッグに使われていたワンちゃんのTシャツが個人的にツボ!!超かわいい!!
その反動かどうかわかりませんが、ガチャガチャは微妙すぎました 笑
なんだこれは!
まとめ
ラスコー展、行くまでは恐竜博や海のハンター展に比べると見劣りするかな?と思っていたのですが、全然そんなことはなかったです。
実物大の壁画のクオリティが凄かったので、個人的にはこれが見れただけでも大満足です!
開催期間短すぎ!
今回の展示は2月19日までとあまり長くありません。
こんなに素晴らしい壁画が、この期間で終わってしまうのは少し残念ですねー。是非壁画だけでも見に行ってほしいです 笑
興味のある方は是非早めに行って見て下さい^^
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