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鉄製フライパンの魅力!特徴や準備、手入れ方法を紹介

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鉄製フライパンの特徴と、準備不要な鉄フライパンを紹介!

引き続きフライパンの記事です。

前回はフッ素樹脂加工のフライパンについての記事でしたが、今回は
「鉄製のフライパン」について書いていきたいと思います。

 
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一癖も二癖もある「鉄」

 
鉄製のフライパンはとても癖のある道具です。

買ってから準備となる工程が必要ですし、手入れも不可欠。それにフッ素樹脂加工のフライパンに比べて重さもあります。

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ですが、その準備と手入れをした先には
「数十年使える」というメリットや、フッ素樹脂加工と違い高温で使えるため、一部の料理をとても美味しく作ることが出来ます。
 
そしてなんといっても愛着が湧きます。
手間はかかるけど可愛いやつ。それが鉄製のフライパンです。

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こんなやつみたいな。

 

鉄製の特徴と-デメリットとメリット-

 
鉄製のフライパンの特徴は以下の様になっています。

・鉄製のデメリット

  • 重い
  • 一部食材NG
  • 錆びつく
  • 購入後に準備が必要

・鉄製のメリット

  • 強火で使っても問題がなく、空焚きしてもフライパンにダメージが無い
  • 傷に強い
  • サビ等により劣化したものも、手入れ次第では復活できる
  • 洗剤不要

 

ほとんどの項目において
「フッ素樹脂加工のフライパンの特徴とは真逆」の特徴となっています。

 

それでは特徴の一つ一つをもう少し詳しく見ていきましょう。

また最後には鉄製フライパンを使う際の
「準備」と「注意点」を書いていきます。

 

鉄製のデメリット

 

重い!

鉄鍋はその素材の性質上、フッ素樹脂加工のものよりも重い物が多いです。

 
同じ24cmの大きさで、ほぼ同じ価格帯の商品で比較してみます。
比較したのはこの二つ。上がフッ素樹脂加工で、下が鉄製です。

フッ素樹脂加工のものは550g
鉄製のものは1,160gと約2倍の重さです。

 

普段フッ素樹脂加工のフライパンを使っている方は、最初に鉄鍋を持った際にずっしりと腕に重みを感じてしまうと思います。

 

一部の食材NG

タンニンを多く含む食材を鉄製鍋で調理すると、料理が黒ずんでしまいます。
 

ごぼうなど、タンニンを含む食材を鉄の鍋で調理すると鉄とタンニンが反応し、料理物や料理しているスープが黒く変色することがあります。

<タンニンを多く含む食材>
ごぼう、お茶、レンコン、渋柿、栗、胡桃など。

参考:ニトリ https://www.nitori-net.jp/store/

 

タンニンを多く含む食品の調理には、鉄製フライパン以外のものを使いましょう。

 

錆び付き

鉄製フライパンは水分が残った状態で放置したり、保管してしまうことで、サビが発生してしまいます。

フライパンを洗ったあとは水分を拭き取るか、火にかけて水を飛ばしてから保管しましょう。

 

購入後の準備

鉄製のフライパンは、購入後すぐに使えるわけではありません。

鉄製フライパンには錆び止めの皮膜がついており、鉄鍋を使う際にはこれを焼いて取り除く必要があります。
この作業を省いてしまうと、皮膜が料理に入ってしまい異臭の原因となってしまいます。

 

また「油ならし」という作業で、フライパンの表面に油膜と呼ばれる「膜」を作ります。
これによりフライパンに食材がこびりつくのを防ぐことができます。

 

この「鉄製フライパンの準備」に関しましては、後程記載します。

次は鉄製フライパンのメリットについて書いていきます。

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鉄製のメリット

 

強火OK

鉄製フライパンはフッ素樹脂加工のフライパンと違い、強火や空焚きしても問題がありません。

そのため、フライパンをしっかり熱して作る
「チャーハン」や「ステーキ」など、中華料理や肉料理、炒め物に向いています。

また高温のフライパンで短時間で作ることで、料理によってはより美味しく作る事ができます。

 

私が鉄製フライパンを使って特に変わったと思えたのは
「ステーキ」と「オムレツ」です。
 

特にステーキは、高温に熱したフライパンで表面のみを焼き上げて肉汁を閉じ込め、その後低温で肉の中にじっくり火を入れる、といった調理がとても簡単です。

フッ素樹脂加工でも出来ないことはないと思いますが、この工程を簡単に出来るのは、料理が「並レベル」の私にとってはとてもありがたいですねー。

 
オムレツもこちらの動画を参考にしてから、作るのが楽しくなりました。

傷に強い

こちらもフッ素樹脂加工とは真逆の特徴ですね。
鉄製のフライパンは傷に強いため、金属ヘラを使っても問題ありません。

 

手入れ次第で復活できる

フッ素樹脂加工のフライパンは、コーティングが剥がれてしまったら使い物にならなくなってしまいます。

ですが鉄製のフライパンは、こびりつきやサビ付きが発生した場合でも、後程紹介する
「油ならし」によって状態を復活させることが可能です。

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そのため、きちんとお手入れすれば何十年も使えると言われています。

 
こちらの動画では、50年前の鉄製フライパンを復活させています。

こんなサビサビの状態でも使えるようになってしまのが、鉄製フライパンの凄いところですね。

 

洗剤不要

鉄鍋を洗う際は洗剤が要りません。

 
鉄鍋は使って油を染み込ませていくことにより、より使いやすくなっていきます。
そのため台所用洗剤を使い「油を落としてしまうこと」は、鉄製フライパンにとってはマイナス効果になってしまいます。

 
「洗剤が要らない」というよりは「洗剤はNG」と言ったほうが正しいですね。

 
以上が鉄製のフライパンの特徴です。
次は鉄製フライパンのデメリット で挙げた
「購入後の準備 」について紹介していきます。


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鉄製フライパンの準備

 
それでは「錆び止めの皮膜」の取り方と「油ならし」の方法について書いていきます。。

 

皮膜の取り方

フライパンを強火にかけ、フライパンが青っぽく変色するまで空焼きします。

 

最近の家庭のガスコンロの場合、温度センサーが付いているために十分に熱する事が出来ない場合があります。

その際はカセットコンロや、バーナーを使用して焼き取ると言った方法があります。

カセットコンロでの方法は、こちらの動画が分かりやすいです。

参考動画

フライパンの色が変わっていくのが確認できたかと思います。

また動画にもありますが、一般的なカセットコンロの場合20分、キッチンでの加熱の場合も10分~15分程かかります。

 
皮膜を取る手順ですが、まずフライパンを加熱していくと、熱源に一番近い部分の色が変わっていきます。
 
フライパン全体を同じ色にするため、フライパンを傾けるなどして他の部分も加熱していきます。
 
全体の色が変わったら、水道水でフライパンを流し、タワシやスチールウールなどの固めの物で洗っていきます。

 
ここでフライパンに付いている皮膜を取るので、力強く全体を磨くように洗いましょう。

 

注意すること

フライパンを空焼きする際には、火器周辺を片付けましょう。
 
またフライパンによっては、取っ手部分も高温になるため
「軍手を使用する」
「厚手の布巾やタオルを使用する」
など対策をし、火傷には十分注意して下さい。

 

油ならし

次に、食材がこびりつかなくなるように
「油ならし」を行います。
 
油ならしとは、フライパンに油をなじませることです。

 
油ならしをすることにより、フライパンの表面に油の膜が作られます。これがフッ素樹脂加工と同じような役目をし、食材のこびりつきや焦げ付きを防いでくれます。

 

油ならしをするには、焼き込を終えたフライパンを使います。まずは先ほど洗ったフライパンを火にかけ、水分を飛ばします。

次にフライパンの1/3程の量の油を注ぎます。フライパンの大きさにもよりますが、100~200ccくらいになるかと思います。
 
油を注いだらクッキングペーパーなどで、内側の側面にもクッキングペーパーで油を塗ります。

塗り終わったらフライパンを5分程弱火にかけましょう。

5分経過後は油を捨て、全体をキッチンペーパーで拭いたら油ならしは終了です。

 

これで「購入後の鉄製フライパンの下準備」が完了です。

 

また「油ならし」をすることにより、フライパンの状態を復活させることができます。
その際は再度焼き込みの作業からのスタートとなります。

 

鉄製フライパンの使い方

 
使う際はしっかり温めて、十分な量の油を敷いて使います。
 
と、この点はフッ素樹脂加工のフライパンと同じですが、洗う際にはフライパンが熱いうちに水で流し、たわしやササラ、ナイロンタワシやスチールウール(金属たわし)を使用して洗います。

また保管する際に水分が付着しているとサビが発生してしまうため注意が必要です。

フライパンをしっかり拭くか、一度火にかけて水分を蒸発させてから保管しましょう。

 

 私の使っている鉄製フライパン

 
現在私の使っている鉄製フライパンは、前記事の購入履歴にもあるこちらです。

(買った時よりも1000円割引きされてる……)
2011年に購入後、現在も使用出来ています。

 
このリバーライト社の「極シリーズ」のフライパンは、通常の鉄製フライパンよりは割高ですが、鉄製フライパンをまだ使用したことが無い方には特にオススメです。

 

極シリーズフライパンの特徴

 

鉄製にしては軽い

まず重さが軽いです。

鉄製のデメリット「重い!」で紹介した24cmフライパンで比較すると

「フッ素樹脂加工」550g
「鉄製」1,160g
「極」830g

と、ちょうど鉄とフッ素樹脂の中間の重さとなっています。

 

事前準備が不要

なんといっても最大の特徴がこれです。

鉄製フライパンの準備で紹介した一連の作業が不要です。

極めてサビにくいので、サビ止めのための塗装はされていません。 そのため、使い始めの空焼きの必要がなく、使い終わってからも油を塗る手間がいりません。

出典:極-きわめ-鉄フライパンより https://www.furaipan.com/

 

実際に使っている感想

以下は私個人の使用感ですので、メーカーが勧める使用方法ではない部分もあります。その点に注意して読んで頂ければと思います。

 

現在、極フライパンを約4年程使っていますが、油ならしが必要な焦げ付きは記憶上3回ほどしかありません。

 

その油ならしも、フライパンが変色するまで熱するような必要はなく、一般的な鉄フライパンの再生方法よりも手軽なものになっています。

1.汚れのひどい部分に直接火があたるようにし、煙が出なくなるまで熱して汚れを全部焼ききります。

2.フライパンが冷めてから金属タワシや金属ヘラで表裏の汚れを削り落とします。

3.硬いナイロンタワシとクレンザーでフライパン全体を磨いたら、水で洗い流し、 水気を良く拭き取ります。その後、中火で5分程[から焼き]して下さい。

4.この後、油ならしをする

参考:極フライパンの再生方法
https://www.furaipan.com/

 

保存方法も水洗い後は布巾でさっと拭いて後は自然乾燥に任せています。

 
以前使っていた一般的な鉄製フライパンの場合、このような保存方法を行ったところ、若干変色してしまいました。ですが極フライパンでは、この方法で一度もサビたことはありません。
 
さすが極めて錆びにくいを謳うフライパン。

(サビたことはありません!とか言う前に、雑な使い方をすぐに止めるべき というツッコミはご勘弁願います)

 

こんな人におすすめな「極」

 
極シリーズのフライパンは特にこんな方におすすめです。

・今までフッ素樹脂加工フライパンしか使っておらず、鉄製フライパンを使ってみたいと思っているあなた

・鉄製フライパンに興味はあるものの、準備や手入れが面倒、難しいと感じたあなた

・一度鉄製を使ってはみたものの、ダメにしてしまったあなた

 

逆にこのような方にはおすすめできません。

・フッ素樹脂加工フライパンのみを使っていて特に困っていない人

・鉄製フライパンをしっかり使い込んでいる方

・またそのメンテナンスを全く苦に感じていない方

このような方は、購入されてもあまり魅力を感じないと思います。

 

取っ手で選ぶ「極」

ちなみに極シリーズのフライパンは取っ手が木製の「ROOTS」シリーズもあります。

どちらもフライパンとしての性能は同じですので、あとはデザインでお好きな方を選んでしまってOKです。

 

まとめ

 
鉄製フライパンは準備に時間がかかるものの、長く使って行ける商品です。

ですが、それだけで全て賄えるわけではありません。

フッ素樹脂加工フライパンなどと使い分け、作りたい料理にあったフライパンを選ぶことで、調理がもっと楽しくなります。
 

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