老若男女を問わず、カレーが嫌いな人を探すのはなかなか難しいのではないでしょうか。私もカレーが大好きで、最近ではスパイスを自作でブレンドするようになりました。
本日はこの自作スパイスを紹介させてください。
カレーに抜群の効果!自作スパイス
自作しているのはガラムマサラと呼ばれるミックススパイスです。
スパイスというのは熱で香りが引き立つのですが、水分に溶け込むことで香り成分はぐっと少なくなってしまいます。
そこでカレーを食べる直前に、ガラムマサラなどのスパイスを振りかけることで、よりスパイシーなカレーを楽しむことが出来るというわけです。
お子様がいる家庭にもぴったり
またガラムマサラを用意することで、お子様に合わせて甘口カレーのみを用意いている家庭でも、自分のカレーに振りかけるだけで、辛さとスパイシーさを増して食べることができます。
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手間はかかるが道具はほぼ不要
敷居が高く思われますが、使う道具はすり鉢とすりこぎ、あとはフライパンくらいでしょうか。
スパイスも今はインターネットで簡単に取り寄せられます。小瓶に入ったような少量のスパイスではお金がかかりますが、袋単位での購入なら一回にかかる金額もとても安く済みます。
保存は大丈夫?
スパイスの特徴として、熱を加えることにより香りが強まります。多少賞味期限を過ぎても問題はありませんし、香りもこの方法でしっかり復活できます。
というよりも、湿気がないところにおいておけば半年とか1年放置してもほぼ問題ないです。
分量
今回以下の分量で行いました。
クローブ/5g
シナモン/1本(3~5g程度)
カルダモン/5g
ブラックペッパー/5g
クミン/10g
ローリエ/2~3枚
マスタード(ホール)/5g
コリアンダー(ホール)/10G
赤唐辛子/2G(4本
こちらのスパイスが全てなくても大丈夫ですし、逆にこれに何か足しても問題ありません。
クローブ
独特の強い香りのため苦手な方もいます。分量には注意して下さい。
シナモン
お菓子だけでなく、実はカレーにも入っています。
カルダモン
清涼感のあるスパイスです。
ブラックペッパー
日本の台所ではもう一般的な黒コショウですね。
クミン
こちらを多く入れることでカレー風味が強くなります。
ローリエ
調理によく使われる、別名月桂樹の葉ですね。
イエローマスタードシード
水と練ると辛さがでますが、炒ってする分にはあまり辛さはでません。
コリアンダー
パクチーの実です。しかしパクチーほど癖のある香りではないため、苦手な方は少ないと思います。
赤唐辛子
こちらも説明不要ですね。辛さ成分の大本なので、入れすぎには注意です。
最初に作るときには、各スパイスの香りを一つずつ嗅いでみてください。 苦手なものがあれば半分くらいの量にし、好きなものがあれば増やしてしまいましょう。
減らすのはがっつり。増やすのは少しずつです。
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カルダモンの準備
ここから火を通していくのですが、カルダモンは表皮に包まれた中身に香り成分が強くあります。 好みもありますが、表皮はむいて捨ててしまいます。
まずカルダモンを弱火で乾煎りすることで水分を飛ばし、皮をむきやすくします。
そしてこのように表皮をむき、この黒い中身を取り出します。表皮は捨てます。
中の実に付着している薄皮は柔らかいため、混ぜて使ってしまっても問題ありません。
スパイスを炒る
これでスパイスの下準備は完了です。
火の通りにくそうなものから順に加え、フライパンでいっていきます。今回はシナモンから。
この際、極弱火でゆっくり火を通しましょう。焦がしてはいけません。
火を通すことにより水分が減り、大きなスパイスは分解しやすくなります。この様に簡単に割れるので、大きいものは細かくしていきましょう。
熱しつつ順々にスパイスを加えていきます。
スパイス自身が熱を持ち、すべての香りが引き出されたらすり鉢に移します。
この時、少量ずつすっていきましょう。多いと飛び散ってしまいます。
ある程度すったら、ザルで細かいものは分別します。
大きいものはまたすり鉢に戻し、さらにフライパンからまた一定量のスパイスを持ってきます。
すり終ったら完成
こうして繰り返し、最終的にはこのような粉末状にします。
出来上がったものは密閉容器にいれ保存しましょう。
カレーだけでなく、炒めものにも合いますし、サラダのアクセントに少し加えるのも美味しいです。
食べる直前に炒めなおすことで香りUP!
日がたってしまい、香りが減ってきたと思った際には、食べる分だけを乾煎りして使いましょう。 最初に書いた通り、香りが復活してくれます。
まとめ
どうでしょうか。慣れてしまえば平日の夜にもこんな風に作れちゃいます 笑
作る際に、好みで足したり減らした分をメモっておくことで、次回作るときに改善がしやすくなるのでおすすめですよ。
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