運よく公開「前日」に行くことが出来ましたので、どこよりも早い最速情報をお届けします。
本記事では以下の順に解説していきます。
- イベント概要と地図、行き方
- 時期的・時間的な混雑予想と対策
- 恐竜展の見どころ
- グッズに関して
2番目の恐竜展の見どころですが、こちらは
- 観て楽しめる!恐竜博2016の特徴と感想
- 大迫力の全身復元骨格
- レプリカではない!多数の本物の化石
- 恐竜の鳴き声が聞ける!?!?
- 期間限定の実演!化石クリーニング
の順に紹介していきます。
関連記事:混雑ポイントは?実際に行ってわかったピクサー展に行く際の注意
会場でレンタルできる音声解説レビュー
公式サポーターにもなっている「武井壮さんの音声解説」についての感想やレポート、ジュニア版の対象年齢などは別記事で書いていますので、こちらも是非合わせて読んでみてください。
恐竜博2016 武井壮が担当した音声解説をレポート!通常版&ジュニア版
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イベント概要
恐竜博2016
場所:国立科学博物館
〒110-8718
東京都台東区上野公園 7-20
JR「上野駅」公園口から徒歩5分午前9時~午後5時
金曜日は午後8時まで。
4/30(土)~5/5(木)は午後6時まで
(入館は閉館の30分前まで)休館日
毎週月曜日、3/22(火)
※3/21(月)、3/28(月)、4/4(月)、5/2(月)、6/6(月)は開館
公園口以外から出るとすんごく遠回りになってしまいますのでご注意を。
公園口から出た場合この最短ルートで、ほんとにジャスト五分で着いちゃいます。途中の目印として恐竜博の看板もあるため、とても分かりやすいですよ。
花見時期は大丈夫??
今回の恐竜博。上野公園の花見ピークとめっちゃ被っちゃってます。行くまでに混雑は大丈夫??と思っていたのですが、知り合いの東京藝大職員に聞いたところ
「花見の場所はもっと奥だから大丈夫だと思うよ」とのことでした 笑
会場の混雑状況
私は2016年3月7日の一般公開前日に潜り込むことが出来ました。いくつかこんなレセプションに参加していますが、今回は普段よりも混み合っている印象を受けました。
注目度の高さが伺えます。今後週末は混み合うことが予想されますね。更に……
ゴールデンウィークの混雑
GWは混雑が予想されます。新幹線が止まる上野駅から直接行けるため、アクセス面で非常に便利というのもあります。
混雑を避けるなら、3月~4月中に行くことをオススメします。6月になってしまうと、今度は「展示終了間際」という点で混雑してしまいます。
もう少し長めに展示期間を設けてほしかったですねえ^^;
それでも終了間際に行く方へ
同じ国立博物館で先日まで行われたワイン展の記事内で軽く触れていますが、以前同じく上野で行われている「エジプト展」の終了日に行った経験などから考えると、ピーク時間は13:00~16時頃と考えられます。
そのため時間的混雑を少しでも避けるのでしたら、開演直後に向かうか、遅くまでやっている「金曜日の夜」に向かうのがオススメです。
イベント概要にも記載しましたが、金曜夜は夜8時まで見ることができます(入館は午後7;30までです)
観て楽しめる!恐竜博2016の特徴と感想
今回の恐竜博2016ですが「観て感じる」展示になるように工夫されている印象を受けました。
音声解説に「ジュニア版」があることからも分かるように、ターゲットを「親子」にした上での配慮がしっかりされています。
至る所に飽きないよう工夫が
まずは見て楽しむように展示物が並べられ、文章量も絞り、お子様の文書への「拒絶」が無いように工夫されていると感じました。
以下の恐竜の解説なんかも、簡略化されていますよねー。
その分が「音声解説」でしっかりと補足されている、といったところでしょうか。
動画にもちょっとした工夫が
また動画解説が多いのも特徴的です。
こちらもただ解説の動画が流れるのではなく、「一匹の恐竜が解説を見る」といった進行になっており、小さいお子様でも動画に興味を持ちやすいよう工夫されています。
ちなみにその役を担っているのが、こちらの日本初公開のアシリサウルスです。
また解説動画の中には、CGを駆使して迫力ある映像に仕上げている動画もありました。基本的に動画は撮影禁止なのですが、凄さ故に(?)しぜーーんとスマホでパシャパシャ撮影している人もいました。
ルールは守って楽しみましょう 笑
大迫力の全身復元骨格
こちらが今回の一番の見所ではないでしょうか。
史上最大の肉食恐竜、15mの骨格「スピノサウルス」
1912年に発見されていながらも長年謎に包まれていたと言われる、史上最大の肉食恐竜「スピノサウルス」の全長約15mの全身復元骨格の展示がされています。
すごい迫力で、会場内で一番人だかりが出来ていました。是非実際に行って体験してほしいですね。
やっぱり恐竜と言えばティラノサウルス!
恐竜と言ったらティラノサウルスを連想する人も多いのではないでしょうか。もちろんそんなティラノサウルスも展示されていました!
しかも世界に3体しかないうちの1体と非常に貴重な骨格とのこと。
これまで発見されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇る、ティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格も展示されています。
恐竜の歯が触れる?!
またこちらでは、スピノサウルスとティラノサウルスの「歯の複製」が触れる展示があります。両恐竜の歯の違いを、触って実感してみることが出来ちゃいます。
レプリカではない!多数の本物の化石
恐竜化石の展示というと、意外とレプリカが大半を占める博物館が多いのですが、今回の恐竜博は「本物の化石」の展示物が多かったです。
「本物」の化石は、解説文の所に「実物化石」とマークがあります。こちらの写真の右上の方ですね。
もちろん偽物が展示されていても判別は出来ないのですが(笑)でも「本物!」となるとどこか有難味を感じてしまいませんか?
みなさんも興味があったら確認してみてください^^
かっこいいだけじゃない!?ペットにしたくなるかわいい恐竜も
展示されている恐竜は、大きく強そうでかっこいい恐竜ばかりではありません。
特にチレサウルスは、小いうえにキュートな表情で、実際に現代に生息していたらペットとして飼いたくなる様な見た目の恐竜でした。
マリオに出てくるヨッシーにちょっと似ているかも?笑
恐竜の鳴き声が聞ける!?!?
今回の展示物の中で一番予想外だったのがこちらの展示です。
「恐竜はどんな声で鳴いた?」
恐竜「パラサウロロフス」の赤ちゃんの鳴き声を、現代の技術で再現したものを聞くことができます。
圧巻ですよね……!もうそんなことが出来るようになっているんですね。
恐竜の鳴き声の再現は「声帯などの軟組織が残りにくいため」難しいそうなのですが、パラサウロロフスの場合は、骨の形から音を出していた部分が想像できるため、こうして再現が可能なのだそうです。
大迫力のシアター映像!スピノサウルスがCGで現代に復活!
第1会場の最後には大型スクリーンがあり、そこではCGで再現されたスピノサウルスが現代の町に出現する映像を見ることが出来ます。
「史上最大の肉食恐竜の大きさ」を実感することが出来るます。
恐竜が暴れまわるような怖い映像ではありませんので、小さいお子さんも安心して見ることができますよ。
期間限定の実演!化石クリーニング
ショップと併設されている第二会場では、採集した岩石から化石を取り出す「プレパレーション(化石クリーニング)」作業の実演を、期間限定でですが生で目の前で見ることが出来ます。
実 演 日
3/8(火)~4/3(日)
6/2(木)~6/12(日)
休 演 日:上記期間中の休館日、および火曜日、水曜日
実演時間:9:00~17:00 ※12:00~13:00は休演
こちらも見ることが出来たのですが、残念ながら撮影禁止でした。
化石クリーニングの実演が間近で見られる!
化石クリーニングですが、クリーンルームの様なものが第二展示ルームに設置され、その中で下の画像のように作業をされていました。ほんとにこんな感じです。
実際に「本物の化石」を掘り出している光景はなかなかレアですよね。間近で見ると、神経をすり減らすような細かい作業に、こちらまで思わず息をのんでしまいました。
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会場でのグッズ販売
公式カタログをはじめ、お子様用のおもちゃから、大人が使えるグッズまで様々なものが置いていました。
他にはお子様の欲しがりそうなグッズはもちろん……
今こんな発掘できるおもちゃがあるんですね。ちょっと買いそうになってしまいました。
ピクサー最新作「アーロと少年」の関連グッズも置いています。
親子で行かれる方はちょっと大変かもしれませんね^^;
そして極めつけは会場限定のガチャガチャ!!
ちなみに目の前の大人5人が挑戦し、全員が全員2015年に発見されたという「滑空型恐竜 イー」を当てていて笑いました。5連続で同じのって。。
その後自分も引いて
イーだった……
左から2番目のガチャガチャはイーが出やすいかもしれませんよおおお!(そんなまさかね……)
スピノサウルスがちょっと欲しかったなあ~。
限定チケット情報
ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』公開記念ということで販売された『アーロと少年 特製メダル セット券』(1,600円)は、既に完売しているようです。
またローソン・ミニストップ限定の前売りチケットでは「恐竜博2016×秘密結社 鷹の爪 10周年 温感マグカップ セット券」が販売されています。
かわいい 笑
こちらは恐竜博内のショップでも販売されていなかったため、欲しい方はローソン、ミニストップで入手しましょう。
値段は一般・大学生2,900円、小・中・高校生1,900円となっています。
ローソンチケット:http://l-tike.com/event/kyouryuhaku/
普通のチケットは一般・大学生¥1,600、小・中・高校生¥600となっています。
セブンチケット:http://7ticket.jp/s/043181
恐竜博の所要時間はどれくらい?
音声解説を聞いて展示物を見ていき、映像も全部をゆったりと見て70分程でした。
恐竜展はちょっと高い?
音声解説なしで見て行った場合、早ければ30分ほどで全てを見れるくらいの展示になっています。ですので音声解説なしで見た方は、もしかしたらボリューム不足に感じてしまうかもしれません。
そうすると音声解説を「レンタルしていない人」の中には
- 「迫力ある展示はあったけど、もっとあっても良かったんじゃ?」
- 「金額の割には楽しめなかった」
といった、微妙な評価になってしまうかもしれませんね。
まとめ
実際に恐竜博に行って思ったのは、いくつになっても男って恐竜が好きなんだなーと改めて思いました 笑
大きくて強いティラノやスピナーサウルスを見ると、やっぱりわくわくしちゃいますね。
特に男の子を持つご両親の方は、是非ご一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
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