こちらのページでは、ゼノブレイドクロスの感想を、極力ネタバレなしで紹介しています。
個人的には最っ高のゲームでした。
壮大な世界観のゼノブレイドクロス
ゼノブレイドクロスはこんなお話です。
突如異星人同士の争いに巻き込まれた地球。
そこから移民船「白鯨」で脱出に成功した一部の人類ですが
追撃部隊の攻撃により未知の惑星「ミラ」に不時着します。
マクロスの様に、宇宙船で地球を捨てて離れ、とある惑星に着いた、といったところでしょうか。
しかし不時着時には、船体から「ライフ」と呼ばれる施設が分離してしまいました。
ここには今も眠ったままの多くの人々が取り残されています。
このライフのある場所「ライフポイント」を探索し、ライフを回収することがゲームの最大の目的です。
スタート時の敷居が高い!!
文句からの感想もどうかという話ですが。。。
ゲームスタート時、キーマンのエルマという女性と共に目的地に向かうところからゲームスタートです。
移動に関して説明が入り、その後チュートリアル的な戦闘が始まります。
が、正直少し説明不足のような気がしました。
私は現在はゲームをクリアしていますが戦闘画面のステータスでは「何が強化されたか」等の情報を、未だに把握できてない部分があります。
逆に言えばそのぐらいの理解度でも楽しんで進められます 笑
パッケージ版も説明書はなし!
このゲーム、ダウンロード版は勿論パッケージ版にも説明書は「付属」されません。
その代わりにゲームパッドから説明書を表示することが出来ます。
ただしその間、ゲームが止まってしまいます。
自分が古い人間なのかもしれませんが、ちょっとこの仕様は合いませんでした。
更に、恥ずかしながら最近知ったのですが
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ax5j/detail/
任天堂公式のページから説明書PDFにアクセスできることが分かりました。
プレイ中に説明書を見るならこちらからの方が楽です。
オープンワールドなのにロード時間あるじゃん!
壮大なオープンワールドであり、町→フィールドなどの移動もシームレスです。
オープンワールドというとロード時間が無いことを連想する方がいると思いまが、ロードする機会は多いです。
移動がとても自由なため(ドラクエでいったらルーラ可能ポイントが50倍あるような感じ)
町→川→森→ダンジョン→目的地
とフィールドを探索し、次の目的地に向かうという流れがあるとして、この全部のポイントにルーラ出来る作りになっています。
このポイント間をルーラした際にロードが発生します。
ロード短縮という選択肢
徒歩や乗り物でリアルタイムに移動する分には移動上で一切のロードは発生しません。
前作ゼノブレイドをプレイした人は感覚的に分かるのではないでしょうか。
そんなロード時間ですが、公式よりロード短縮パッチが配布されています。
このパッチですが、容量は大きく効果が大きいものから容量が小さく効果も小さいものが置いてあります。
全て導入すればロード時間は大きく短縮されます。使っているWiiUの空き容量でパッチを選択できるのは魅力的ですね。
二種類の武器を使い分ける戦闘
次に戦闘システムですが、1人~4人でパーティーを組み、その中の一人を操作します。
他の3人のキャラクターは使用する技などを事前に設定し、大まかな命令は支持できますが完全にオート操作です。
各キャラクターは、接近戦、遠距離戦用の二種類の武器を装備しています。
攻撃が可能な距離内にキャラクターが近づけば勝手に攻撃してくれるオートアタックシステムです。
アーツを使用して戦況を有利に
各キャラクターは「アーツ」と呼ばれる「技」を覚えます。
接近戦用アーツ、遠距離戦用アーツ、回避、弱体、強化、回復などがあります。
各アーツは一度使うと一定時間使用不可になり、その後時間経過で再度使用可能になります。
また戦闘中に仲間から「この種類のアーツを使って!」と要請されることがあります。
この時に対応したアーツを使うとHPが回復するなど、戦闘に有利に働きます。
(アーツが光ってくれるので簡単にわかります)
ですので、使えるアーツを考えなしに使用していると要請に応じられず不利になってしまうこともあります。
この声かけのシステムにより格下との戦闘はアーツをガンガン使用しても問題ない反面、驚異的な相手の場合はアーツを温存して声かけに待機しておくといったメリハリがありますね。
憧れのドール
ゲーム中盤より、プレイヤーは「ドール」と呼ばれるロボットに乗ることができます。
ドールは車両タイプに変形することが可能で、これまでの移動速度を大幅に上昇することができます。
ドールで戦闘も可能で、今までに立ち向かえなかった敵にも勝てるようになるかもしれません。
しかし敵の力量を見誤れば、もちろんボコボコにされます。
ドールはおもちゃっぽい??
私は発売前にドールの変形や、ドールでの移動映像を見て正直がっかりしました。
理由は「漂うおもちゃ感」です。
プレイしている画面に対してドールが小さく、広い庭に走らせているミニ四駆を連想してしまいました。
ですが実際にプレイしてみるとそんな感じはせず、原因も判りました。
私が見たドールの映像は、どれもデフォルトの視線よりもやや後方から見ていた映像だったんです。
レースゲームで言うとコクピットや運転席が見える視界ではなく車体の後方も見ているような画面ですね。
マップにあるアイテムや、敵がどこにいるかを探索する際には自分もこうしています。
なんとなく想像して頂けたでしょうか?
これ、ドールを見てないときの画面だったんですね。ドール紹介の映像で流すべき視点ではないと思いますね 笑
搭乗を実感できる!にくいカメラワーク
ドールに搭乗する際、視点はぐっとドールに近づくといったちょっとした演出があります(その後視点を自由に変更できます)
さすがにコクピットからの視点とまでは行きませんがこの一瞬の視線変更によって大きいドールに搭乗した実感があります。
このような細かいところにロボットへの確かな熱があります。完全に男の子スイッチをガンガン押されています。
ドールでの戦闘
ドールでの戦闘は人間時に比べ、隙が大きく威力も高い「大技」を打てるようにカスタマイズ出来るます。
この辺の、デメリットがある調整 もいいですねえ。人間時のスピーディーな戦闘と完全に同じではありません。
また人間とドールを組み合わせたPTにもできます。
他には「超兵器」や「オーバークロックギア」「コクピットモード」などまた違ったシステムもありますが基本的には人間で戦う時と大きな変化はなく混乱もなかったですね。
twitter?FaceBook?否!ゼノブレイドクロス!
ゼノブレイドクロスはインターネットに接続してのプレイに対応しています。
毎回ゲーム起動時に、ネットに接続するか選択します。(プレイ中の変更も可能です)
ネットに繋いでのプレイをするとプレイ中にレポートを送信することが出来ます。
またプレイ中、知らない誰かのつぶやきが流れてきます。
画面左下にこんな感じで出てきます。
「このアイテムがどこにあったよ」
「ここにこんな場所が!」
「○○ってどこーー;;」
なんてのが流れてきます。
twitterやFacebookのタイムラインのような雰囲気を受けますね。
他人のレポートは「お気に入り登録が出来ます」どうやらこのお気に入り登録が多いレポートは一定周期で流れてくるようです。
有益で「ちょっとした」ヒントが多いため有難いですね。レポートでのネタバレを心配していたのですが今のところ遭遇していないですね。
そういったレポートが流れてきた際はブロックもできるそうです。非常にゆるいSNSといった感じでしょうか。更新の少ないtwitterを見ながらプレイしている感じです。
ゆるすぎ!?ネットプレイ
またネットプレイ専用のクエストがありパーティーを組んで挑むことが出来ます。
が!
CPUキャラクターと組んだままクエストをすることもできます。ゆるいですねー 笑
知らない誰かと組むということは楽しさを感じることもあれば嫌な思いをすることもあります。
そこへの配慮なのでしょうね。
ゼノブレイドを楽しめた人は楽しめない!?
最後に、前作ゼノブレイドとの比較です。
Wii時代から評価され、NEW3DSに移植され
さらに評価されたゼノブレイド。
私は前作が巨大ロボットに搭乗出来なかったことは不満でしたが、とても楽しめましたし最高の作品の1本だと思っています。
そして前作を最高だと思っている一部の人は、ゼノブレイドクロスを酷評すると思っています。
それは前作の「熱くて」「くっさい」「超王道」なストーリーではないことです。
今作は、主人公一行にスポットを当てまくった前作に比べ、町の中で起こる小さなクエストが徐々に大きなものになっていったり、ミラで暮らしている人たちにスポットが当たっています。
ミラの探索が進むに連れておこる問題や事件が多く、日常感とリアル感が強く出ています。
逆にゼノブレイドの「戦闘」「広大なフィールド」「探索」「たくさんのクエスト」「サブストーリーの濃厚さ」が好きな人は絶対に楽しめます。
システム面もかなり改善されています。
以上長くなってしまいましたがとても面白く、壮大なゲームです。
WiiUを持っていてRPG好きなら買わない理由はありません。
とはいえこういう方はさすがにもう買っているのかな 。
どこでも同じようなことが言われていますもんね 笑
それだけハマれるということです。
これからWiiUを買ってでもプレイしたい!という方へ
ロードが最小限のダウンロード版ですが容量は22.7GBとかなり大きなサイズです。
WiiU本体保存メモリーが8GBの場合外付けHDDが必須となりますのでこの点だけ注意ですね。
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