この記事で参考にしているページ
大田区入園申込みのしおりのページ
https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/download/kodomo/hoikuen/shiori.html
PDFへの直リンクはこちら
https://www.city.ota.tokyo.jp/download/kodomo/hoikuen/shiori.files/siori20210319.pdf
参考「大田区 保育園入所に関する説明動画配信のご案内」
https://www.city.ota.tokyo.jp/download/kodomo/hoikuen/mousikomi.html
前回までの大田区の保育
わが子を保育園に入れよう!
でも保育園に入れるには「あなたのお子さんには保育が必要ですよ〜」という「保育給付認定」を受けなければならず、そのためには「6種類(場合によっては8種類)の書類を提出する必要がある」ということが分かりました。
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【一から学ぶ東京都大田区の保育】その3 保育給付認定の必要書類は?
続きを見る
しかし「これで保育園に入れる!」というわけではありません。
同じく保育園に入りたい人はたくさんいます。
そこで大田区は「保育の必要性」を「指数化(数値化)」し、その指数(数値)の高い人から順に保育園に入所できるという調整を行なっています。
この調整を「利用調整」といいます。
父母それぞれの「利用調整基準指数」と「調整指数」の合計を「世帯指数」とし、大田区の基準に基づいて指数の高い世帯から順に内定者を決定します。
保育園入所に関する動画(Ⅱ部)より:https://www.youtube.com/FmM4TKpk
実際に利用調整の指数を見てみると分かりやすいです。こちらは「大田区入園申し込みのしおり」の「28P」より一部抜粋。
一番右側の「指数」が高い方が有利ですので、外勤・又は自営業の場合は両親の「月に働く日数が多い」&「1日の就労時間が長い」ほど「保育園に入りやすい」となります。
就労環境以外にも「父又は母が死亡・離別・行方不明・拘禁・未婚等の理由により不存在の場合」「生活保護を受けていて自立指導上、保育を必要とする場合」は「指数がそれぞれ加算される」など、様々な項目があります。
こちらの詳細はしおりの28、29Pに掲載されています。
こうして世帯指数が算出されるので菅、さらにそこから「同じ指数で並んだ場合」は「規定にある9つの項目」に従い、優先順位が決められます。
- 「入所」または「転園」の場合、入所を優先
- 利用調整基準指数の高い世帯
- ひとり親世帯
- 保護者の疾病
- 保護者の障がい
- 児童の障がい
- 在園保育施設の卒園年齢を迎える児童
- 保護者の区市町村民税所得割額合算値の低い世帯
- 入所希望月時点できょうだいが在園中、またはきょうだい同時申込
こちらはしおり30Pに詳細が掲載されています。
ただしこれらの指数は、記載はされているが「1つの目安」であるとのことです。
絶対この順、というわけではないようですね。
大田区の利用調整 まとめ
今回は大田区がどのような家庭のお子さんが保育園に入りやすいのか。
その「優先順位」を知ることができました。