こちらではSONYのテレビ「ブラビアKJ-49X8500G」についてのレビューを書いています。
2012年10月に発売された東芝REGZA32J7から、2019年6月に発売されたブラビアKJ-49X8500GにTVを変えました。
ブラビアKJ-49X8500Gは視野角度や色彩を含め、画質がとても良くゲーム画面やスポーツ映像などを見ていてもとても満足しています。
しかし地上波録画機能・再生機能がとても残念でした。
- 2番組同時録画が全くできない
- CMスキップ機能がない
- 録画番組の再生位置を記録しない
と、約7年前のREGZAと比較して良いところが全く無く、かなりのストレスです。
現在は地上波TVを録画する人が多くないのでしょうか。もし地上波録画を多用する方でブラビアシリーズを検討している方がいらっしゃったらお勧めできません。
ということでブラビアKJ-49X8500Gの良かったところ、悪かったところをもう少し詳しく書いていきます。
ブラビアKJ-49X8500Gの良かったところ
まずは良かったところ。冒頭にも書きましたが「画質」「音質」にはとても満足しています。
同価格帯の他メーカーと比べても画質良し
私がこのTVを選んだ基準は49型以上で10万円代前半という条件で他社製品と比較しました。
ネットで調べるのはもちろん、暇があれば家電量販店のTVコーナーに行っては画質・音質を実際に体感して比較していました。
計7件の家電屋さんへ幾度も足を運んだこともあり、サッカー中継やライブ映像で画質や音質を比較することが出来ました。
その結果、最終的に絞りに絞ってSHARP、東芝、SONYが候補に上がりました。
そこから更に視野可能な角度や、パッと見たときの画質の印象でSONYを選択しました。
海外メーカーのTVは安い理由あり
パナソニックは画質や音質が良いのですが値段が一段高く、それ以外のメーカーは安いけど画質や音質に難有りといった印象でした。
特に安価な海外メーカーは、実際に展示されている商品を見ていると、サッカーなどで一瞬映像ノイズが入ったり、音の高い方が出ていなくてざらっとした音質だったりとどこかに穴がありました。
そんなこんなでブラビアを選択し、購入してから半年以上経ちますが、画質に関してはとても満足しています。
音質に関しても「後ろ側に音が抜けていきやすい」という点は残念ですが大きな不満はありません。
TVのスピーカーは基本的に後ろ側にあるため、解決するには前面にスピーカーがあるタイプを選ぶか、サウンドバーを追加で購入するくらいしかありませんしね。
ブラビアの悪いところ 録画機能が数年前レベル
続いてブラビアの残念だったところです。
- 2番組同時録画が全くできない
- CMスキップ機能がない
- 録画番組の再生位置を記録しない
ちなみにこれらは2012年10月に発売したREGZA 32J7を使っていたことからの不満です。
まさか2019年に出たブラビアがこんなにも劣っているとは思いもしませんでした。
ブラビア 2番組同時録画が全くできない
まずこれ。地上波でもBSでも同時録画自体がありません。
ただし原因はは画質、音響でばかり比較しており「2番組録画は当たり前」と思っていた私の落ち度。悔しい。
こういうものかと割り切りました。
でもね、CMスキップも倍速再生もないのは信じられなかったよSONY!
ブラビア CMスキップ機能がない
以前使用していたレグザは録画終了時点でCM部分を判別し、ボタン一つで放送部分⇄CM部分といった様にスキップすることが出来ました。
このCM判別はごく稀に機能しないことがあるものの、REGZAはそれを「30秒送りボタン」「10秒戻しボタン」という方法で対処しています。
細かいところに手が届いているREGZAの録画関連
この「30秒送りボタン」「10秒戻しボタン」がとても便利で、判別できなかったCM部分はもちろん、地上波番組にありがちな「先週までのおさらい」や「CM直前の一度見た映像」などを良い感じに飛ばすことが出来ます。
しかも飛ばしすぎたら10秒戻せる。2操作必要なものの、簡易的な20秒スキップもできちゃうというわけです。
長ければ長い番組ほど効果を発揮
CM判別とCMスキップによって1時間ほどの地上波の番組を40分程で視聴できる様になるため、ほとんどの番組をリアルタイムで見ることがなくなりました。
特にお笑いのネタ披露系番組やM1などの大会もの、音楽番組といった「見たいとこがあるけれど、それ以外は飛ばしたい」という長尺の番組ほど効果が大きいです。
4時間番組とかでも90分くらいで見終わったりする場合もあります。
そして残念ながらブラビアにはこのCM判別自体がありません。
絶望だよブラビア。
ブラビア レジューム再生もない
極め付けはこれ。ブラビアにはレジューム再生もありません。
ないわけではないのですが、安定していません。
ある録画番組を見ているときに一時停止して、地上波を見る→その後さっき見ていた録画番組を見ると、あるときは最初から。ある時は先ほどの続きから。
規則性がよくわからないのですが、とにかくレジューム再生が全く頼れないという状況です。
もしかしたら今後のアップデートで安定するのかもしれないません。
とはいえアップデートにこんな重要な部分が左右されるって、信頼度ガタ落ちですよ。
ブラビアはもしかしたら画質に全振りなの?
と、録画機能の活用が多い私としてはブラビアにかなりショックを受けてこんな記事を書いてしまいました。
SONYブラビアは
- 地上波放送の録画機能は重視していない(地上波をそもそも見ない)
- 既にHDDレコーダー、ブルーレイレコーダーを持っている
という方にお勧めでが、地上波録画機能を多用する方にはおすすめできません。
現在ブラビアを愛用されている方、もし不快になったらすみません。
SONYブラビアは悔しいけど画質は最高なんだ
しかしもしかしたら同価格帯のTVに比べて機能がない分「画質」や「音質」にコストを割いているのかなと思いました。
そう思えるくらいに画質はパリッとしていてあたたかみもある綺麗さがあり、リビングで真正面から見ても遠くのキッチンから斜めに覗いても同じくらい明るく綺麗に画面が見えます。
とにかくブラビアは視野可能な角度が広いし画質が綺麗。
あれ、そうかREGZAは料理も掃除もできる可愛い系の女の子だとしたら、ブラビアは私には高嶺の花の「料理?掃除?あなたがして」って感じの容姿全振りのモデルさんだったんだね。
わかったよブラビア、私はあなたの容姿(画質)性格(音質)を愛している。
だからこれまで通りやっていこう。ただレグザのレコーダーというお手伝いさんを雇うよ。