予想外の展開 ただただ節約の大事さを述べた一冊
与沢翼氏の本「お金の真理」を読みました。
この本は、アマゾンか楽天か忘れましたがある人の感想が読んだきっかけです。
減量の体験談目当てに本書を購入しました。
あまり賢くない私でも理解しやすい言葉選びで丁寧な文章で印象が変わりました。
本当に頭が良い人なんだと思いました。
与沢翼のイメージ
与沢翼といえば大金持ち、怪しい、胡散臭いというイメージがある方が大半ではないでしょうか。
私もこのようなイメージを持っていたのですが、ツイッター上で日々のダイエット状況を掲載していく与沢翼氏を見て少しイメージが変わりました。
地道なダイエットで印象が大きく変化
本場の鮨はうまいなぁ
リスペクトjapan pic.twitter.com/jXh0KFTqrk— 与沢 翼(TSUBASA YOZAWA) (@tsubasa_yozawa) August 28, 2018
与沢氏がダイエット?どうせ怪しいサプリかドリンクの販売に繋げるんでしょ?と最初は冷めた目で少し遠目で眺めていました。
2ヶ月で22kgの減量、と聞くと一気に痩せたような印象があるのではないでしょうか。
しかし実際はなかなか成果が出ない日が続いたりと、なかなかうまくいかない時期もあったようです。
今日の顏。
本当にさ、痩せるの大変。私の世界からピカピカのライス、濃厚ならーめん、極ウマのパスタが消えて早21日。飯なんてろくに食ってないのに全然痩せない。体重はちょっとは減ったし見た目も少しは変わった。だけど根本的には今もお肉お肉お肉だらけですよ。本当ダイエットって厳しいっす。 pic.twitter.com/xUxA3emFve— 与沢 翼(TSUBASA YOZAWA) (@tsubasa_yozawa) July 3, 2018
それでも成果を信じ、そして時には方向を修正してダイエットに向き合う姿は、端的に言うと感動しました。
当時私が持っていた「与沢翼」のイメージを少しだけ変えてくれました。
7月16日ドアップ。筋トレ終了後の今。一応最低体重の日。サイズはダウンしてた。
画像溜め込み超痩せサプライズは中止。自分ログ用にも定期アップ。別にテレビの企画でもないし。この戦いは40日では終わりにできなそう。ダイエットと健康維持は一生続くのでやはり習慣にして無意識にできないとダメだ pic.twitter.com/5uw9Ya2fHV— 与沢 翼(TSUBASA YOZAWA) (@tsubasa_yozawa) July 16, 2018
しかしイメージが変わった、感動したなんて言いつつもダイエットのツイート関連が少なくなるにつれ与沢氏への関心も薄くなってきました。
そして冒頭に至ります。
何かいい本がないかと思い、ネットを漁っていた時にちょとクリックしてレビューを見て購入した本。
それが与沢翼氏の「お金の真理」です。
お金持ちになれるかも!と思って購入
儲けたいビッグになりたい
この本のどこか一文でもためになればそれで良い。とりあえず読んでみよう、ただそれだけと思い本を購入しました。
嘘です。
私はどこかで
「もしかしたらこの本を読めば、今よりもお金持ちになるヒントがあるかも」
「大金が自分の手に入る方法が見つかるかもしれない」
と思っていました 笑
そんな想いの中読み進めた「お金の心理」
本の内容はと言うと、序盤は与沢氏がいかに転落していったかが書き記されています。
物語としても面白い転落への道
自分とは違う世界に住んでいる与沢氏が味わった転落までの道。
こちらはこれまでインタビューで幾度となく答えているかとは思いますが、六本木のクラブなどでどのように彼がお金を引き出されたなどが描かれているのは、この本を含む自筆の書籍のみではないでしょうか。
この辺は物語としてもとても面白かったです。
やはり文章の上手さもあるんでしょうね
当たり前が難しい お金への意識
中後半は与沢氏のお金への意識が掲載されています。
「どうやって稼いで上り詰めたか」と行ったことはあまり書かれておらず、誰でもできるような「貯金の増やし方」などが書かれています。
例えば「生活ランクは可能な限り下げた方が良い」と行ったよう内容です。
このようなお金を貯めると言うことに関しての「当たり前」のことばかりが書いています。
しかし理路整然と「高い家賃を払って賃貸に住むこと」のデメリットや、収入を10万あげるよりも生活費を10万下げることで得られるメリットの大きさなどがしっかりと深掘りされて解説されています。
「お金の真理」に書いてあることは当たり前のことばかりが書いてありますが、実際にこのまま実行できるかというとそんな人は少ないのではないでしょうか。
それでもその当たり前のことを知っているかどうか、少しでも頭の片隅に置いておけるかどうかで大きく違うと思います。
お金の真理 感想まとめ
実際にタワマンの最上階に住めるような財産を手にした時に、一度住んでみてから考えようと思うのか、そういえば「お金の真理」でこんなこと書いてたなと考えるのか。
本書でも与沢氏が「本の内容はすぐには役に立たない。しかし後で自分の身に降りかかった時に、本の言葉が大きく実感できる」といったことを述べています。
「お金の真理」はいますぐに大金をできるようになる本ではありません。
しかし近い将来に例えば家を買う際や、転職などのお金に関する大きな分岐点において、選択肢を選ぶ基準となる一冊です。
いますぐに選択肢を迫られている方ではなく、現在普通に仕事をして普通に生活をしている方にオススメの本だと思いました。