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【読書・感想】「メモの魔力」書き留めるメモから 日常を変える一歩進んだメモへ

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前田 裕二さんの本「メモの魔力」を読了しました。

この「メモの魔力」という本の中で前田氏は、メモをすることで

  • 日常をアイディアに変える
  • 思考を深める
  • 自分を知る
  • 夢を叶える

という変化があるということを根拠を踏まえて述べています。

またそれだけではなくメモを続けることで人生を、世界を変えることができると述べています。

 

私としては「正直それは言い過ぎだろ!」と思います 笑

しかしこの本を読んで、自分の行っているメモはただの「書き留めるメモ」で止まっているということがわかりました。

「書き留めるメモ」から日常を変える「一歩進んだメモ」へ

「メモの魔力」のには前田氏が行っているメモの方法が順を追って説明されています。

 

前田氏の行うメモは「気がついた事」をメモするだけで終わりません。

「気付き」を別の何かに適用し「実際に自分の行動を変化させる」という所まで落とし込んでいます。

 

例えばメモの魔力56Pに載っている、前田氏がギターの弾き語りをしていたときのメモ。

カバー曲を歌うと、オリジナル曲の時よりも立ち止まってもらえる。
立ち止まってもらえた人のリクエストに答えるとぐっと仲良くなる。

このただの「気付き」のメモを前田氏は抽象化(簡易化)します。

仲良くなるには、双方向性が大事。
人はうまい歌ではなく絆にお金を払う。

そしてここから

双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネット上に作る

と転用します。

 

このように前田氏のメモは「気付き」だけで終わらずに、自分の人生に生かすことまでを1セットとしているのです。

作業の細分化とその方法

簡略化して書きましたが「メモの魔力」の中ではこの作業を

  • ファクト
  • 抽象化
  • 転用

という作業に分類し(本の中では更に細分化している箇所もあります)どのようにそれぞれの作業を意識の中で行えば簡単にできるかを解説しています。

 

「メモの魔力」を読んで一番の収穫は「気付いたこと」をただメモする行為は、ただ放置しているだけということがわかりました。

メモはするだけでは成長しません。

 

気付きをメモし、自分に生かすためにしっかりと考え、要約して抽象化(言語化とも言えるかもしれませんね!)そして自分に生かせるようにまた考えて新たにアウトプットする。

この一連の流れが大切だということがわかりました。

今までの自分のメモのダメな点

思い返してみると、これまで「あ、これブログのネタになりそう」と思ってメモしたことって確かにほとんど記事にできていません……。

改めて考えると「気付きのみ」をメモしていたことで、何に心が惹かれたのかを覚えていなかったり、どのように記事にすれば良いかまでを考えてメモしていなかったと思います。

 

気付きのみをメモするのではなく、ブログに昇華するために「どんな書き方」で「惹かれたこと」の何をどのように伝えようかまでメモる必要があったんだなと感じました。

まとめ

メモの魔力を読んで、自分が行なっているメモが「単純な書き留め」であることに気が付きました。

 

すぐに前田氏のレベルのメモに引き上げるのは難しいかもしれません。

しかしメモを「気付き」だけで終わらすのではなく、自分へ生かすための「転用」を行っていけば少しずつ自らの能力を、そして人生を変えていけるのでは、と思える魅力ある一冊でした。

 

普段メモをしていてもなかなか上手くいかない方、またメモをしようしようとは思いつつもスタートに尻込んでいる方は是非このメモの魔力を読んでみてはいかがでしょうか。

最後にこのメモの魔力を読む際に、特に自分の未来を少しでも変えたいと思う方は是非メモ帳とボールペンを近くに置いて読む事をお勧めします。まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。

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