こちらの記事では自宅で作るサラダを美味しくするためのポイントを紹介しています。
サラダはおいしい素材を使えば簡単に美味しくなります。
しかしスーパーや八百屋などで普段買っている一般的な野菜でも、準備や調理次第でワンランク美味しいサラダにすることが出来ます。
- 野菜に水分を戻す
- 一口サイズにする
- 野菜の水分をしっかり切る
- 下味を付ける
野菜に水分を戻す
スーパーや八百屋さんで売られている野菜は、収穫してから時間が経っています。
野菜は時間が経つにつれて水分が失われ、パサパサとした食感になっていきます。
しなっとしいているレタスよりも、パリッとしていて食感のあるレタスの方が美味しいですよね。
そのためみずみずしくて美味しい野菜に「戻す」ことが重要です。
フレッシュな野菜にするのは簡単です。
使用する野菜を水につけるだけ。
野菜によっても時間は変わりますが、10分から30分ほどつけると野菜が水分を吸収してくれます。
野菜をしっかり冷やす
水をしっかり吸わせた野菜は上記にくわえ、冷やすことでパリッと感がアップします。
野菜を食べやすい大きさに切る
二つ目のポイントは野菜を食べやすい大きさに切ること。
どんなに美味しい野菜でも、大きすぎたら食べにくいですよね。
その反対に、小さすぎると食感がなく何を食べているか分からなくなってしまいます。
どのくらいの大きさに切ればいい?
こちらも野菜ごとに丁度良いサイズはありますが、まずは5センチ四方に収まる大きさに野菜をカットしてみましょう。
だいたい親指と人差し指でOKサインを作ったサイズくらいです。
野菜の水分をしっかり切ろう
野菜にはたっぷり水分を含ませますが、表面の水分はしっかりはらいましょう。
ザルなどを使うのも良いですが、サラダボールがとても効果的です。
サラダスピナーのデメリットとしては、ボウルくらいの大きさがあるので収納面が悪いです。
それでも野菜のパリッと感がまったく変わるので、まだ使ったことのない方には強くオススメしたい調理器具です。
壊れることもめったにないため、コスパ的にもオススメです。
我が家の1000円程度のサラダスピナーも、10年ほど使用しましたがまだまだ元気です。
野菜に下味を付けよう
これが最後のポイントです。
サラダにする野菜には「下味」をつけることでより美味しくなります。
プロのシェフは味の濃い肉料理でも、しっかり素材に塩胡椒を振りますよね?
サラダも同じです。
野菜自体に下味をつけることで野菜の味が引き立ち、ドレッシングが絡みやすくなります。
野菜の下味は「塩」とドレッシングに合った「オイル」です。
塩は小さじやスプーンでかけるのではなく、人差し指と親指でつまんでパラパラと上から振り掛けることで「塩のかけすぎ」を防ぐことが出来ます。
フレンチと肉の巨匠、ル・マンジェ・トゥーの谷昇シェフ、適量の塩の感覚を掴むためには「塩はつまんでかけるのが重要」とおっしゃっています。
次にオイルですが、こちらはドレッシングに合ったオイルを使いましょう。
イタリアンなサラダならオリーブオイルを、和風サラダならごま油やフレッシュなサラダ油をといったように使い分けてください。
特に「ドレッシングを少しだけかけても、味が分かりにくい」という方はぜひ試してみてください。