先日とんねるずのみなさんのおかげでしたで、狩野英孝さんが、おなじみ買うシリーズで車を購入させられていました。
周りを振り回す狩野英孝
その中でこんな場面がありました。
狩野「どちらかの車は買います。あと一分だけ考えさせてください。あっちの車を見させてください!」
車に向かう共演者&スタッフ
狩野「一回一人にさせてください!」
めちゃめちゃ失礼です。
失礼、だけど真剣
彼は何か考えている時、周りが見えなくなったように考え込みます。
他番組では、お笑いに対する考え方で助言を貰い、そのことについて真剣に考えていました。そこで別の先輩が更に助言を与えたところ
「うんうん(気のなさそうに)」
やっぱり失礼です。
しかし狩野の行為とは、自身を成長させるためのこと。
彼の成長は番組の成長に繋がります。番組のレギュラーやスタッフからは「失礼なやつだ。でも頑張っている」と高評価の印象が付きます。
そしてこの流れには一切のいやらしさがありません。
失礼なことしてますからね。
狩野の成長
実際に彼の一発ギャグを絡めたコントは成長していきました。
初期の狩野英孝は一発ギャグ自体で笑いをとるコントでした。
時間がたつにつれ彼は、そこからギャグを無視されるという流れ、一人コントの中で作り出しています。
バラエティ番組でのコメントも、以前のその場任せのコメントではなく、しっかりと番組に爪跡を残すコメントも増やしてきています。
更に最近はバラエティだけでなく、旅番組への出演も目立っています。
こちらでも少し彼に注目すれば、視聴者の目線を考えた演出をしていることがすぐに分かります。
おそらく彼は、見えないところで努力と研究を重ね、そして成長しています。それでもどこか抜けているのも狩野英孝の魅力かもしれません。
弱点も番組に生かされた狩野英孝
テレビ東京のポンコツ&さまぁ~ずという旅番組があります。
ポンコツ&さまぁ~ず
現在のメイン企画は、狩野とアンジャッシュ小嶋が旅をするVTRを、さまぁ~ずが視聴するという構成。番組内で気になるところは、司会のさまぁ~ずがVTRを止めてでも指摘する。
この番組の企画者はとんでもないキャスティングをしたと思います。
普通の旅番組にどうしても出てしまう大げさ感や不自然さ。どこか抜けている狩野の悪いところがあっても、それを指摘することで笑いに繋がっているのです。
狩野英孝から改めて考える
周りに愛されるということは、チームとしての活動においてとてもメリットのあることです。
人は誰でもミスをします。
しかし日々の努力があり、努力の延長線上に結果を結び付けていば、多少ミスや失敗も、彼が先輩から愛されるような「可愛げに」なっていくのです。
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