上野国立科学博物館 !海の生物を近くに感じることができる展示
海のハンター展が7月8日より公開されました。
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今回も最速で駆けつけてきたため
- 時期的・時間的な混雑予想と対策
- 海のハンター展の見どころと感想
- 音声解説の評価
- グッズに関して
などを書いて行きますので、海のハンター展に行こうとしている方、また興味のある方は是非読んでみてください^^
海のハンター展とは?
上野国立科学博物館にて10月2日(日)まで開催されている「海のハンター展」
海のハンター展概要
期間:7月8日(金)~10月2日(日)
開館時間
午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)夏休み特別開館延長
8月11日(木)~ 17日(水)は午後6時まで(8月12日(金)は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで休館日 7月11日(月)・19日(火)、9月5日(月)・12日(月)・20日(火)
関連記事:目玉はホホジロザメ!海のハンター展に行く前に知っておきたいこと
こちらは160点の貴重な標本のほか、海で生きる様々な生物を知ることができる展示になっています。
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混雑状況は?
これまでにも東京国立博物館には何度も足を運んでいますが、今回の海のハンター展、現段階ではまだ注目は集まっていない感じでした。
特に先日まで開催されていた恐竜博と比べると、若干空いていた印象を受けました。
夏休みの混雑状況
ですが、夏休み期間は例年通り混雑が予測されます。混みやすいのは土日祝日、そしてお昼過ぎの時間帯です。
それでも終了間際に行く方へ
これまでにも何度か触れていますが、13:00~16:00時頃は混雑しがちです。
そのため時間的混雑を少しでも避けるのでしたら「開館直後」か、遅くまでやっている「金曜日の夜」に向かうのがオススメです。
イベント概要にも記載しましたが、金曜夜は夜8時まで見ることができます(入館は午後7;30までです)
混雑状況のチェック
ちなみに当日の混雑状況は、国立科学博物館の公式HP(←クリックで移動)にてチェックすることが可能です。
(海のハンター展の公式ページではなく、国立科学博物館の公式ページです)
公式ページに移動するとこのようになっているので「混雑状況はこちら」をクリックしましょう。
すると別ウィンドウでに混雑状況が表示されます。
便利ですので是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
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海のハンター展はどんな人にオススメ?
海洋生物や海が好きな人はもちろん、男性女性・大人子供年齢を問わずに楽しめるイベントです。
実際に私が行った時も5歳くらいの女の子が、サメの展示を見上げて「すごいねえ!すごいねえ!」とお母さんに話しかける様子がとても可愛らしかったです^^
リアルな模型がたっぷりなので、小さいお子様でも楽しめそうですね。
子連れ・ベビーカーでも大丈夫?
海のハンター展は通路が広くとられているため、ベビーカーで回ることも難しくはないでしょう。
とはいえ混雑時にはさすがに少し厳しいかと思います。ベビーカーで行く際は、平日の昼間や閉館間際など、空いている時間帯を狙っていくのが良いでしょう。
無料のコインロッカーあり
ちなみに荷物持つの多い方は、屋内への入り口付近に「無料のコインロッカー」があるので、こちらを利用することで館内をちょっぴり楽に回ることが可能になります。
写真撮影OKを生かす!
東京国立博物館は写真撮影が可能な展示が多いのですが、今回の海のハンター展も写真撮影は基本的に可となっていました。
そのためお子さんに「カメラを持たせて館内を楽しむ」なんてことも出来ます。
写真撮影をしながら見て回ることで、新たな発見があるかもしれませんね。
サメだけじゃない!海のハンター展のみどころ?
「海のハンター」と聞くと「サメ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか(もちろん私もその中の1人でした)
初公開!ど迫力のホホジロサメ
今回の海のハンター展はしっかりとサメをフューチャーしており、館内には多くの種類のサメが展示されていました。
私たちがサメと聞いて連想するようなサメから
あ、あざらし?と一瞬目を疑うようなサメ。
他にもミツクリザメ(先日鉄腕ダッシュで出てきてた珍しいサメですね!)を始めとした、特徴的な見た目のサメもたくさん展示されていました。
また今回の目玉としても「全長3.2メートルのホホジロザメ(ホオジロザメ)の全身標本」が初公開されるとガッツリアピールしています。
ホホジロザメは捕食時や、特徴的な歯のドアップ映像も公開されており、貴重な映像や姿を間近で見ることができる数少なない機会です。
ですが、海のハンター展の魅力はサメだけではありません。
テーマはサメ……ではなく「海!」
今回の海のハンター展はサメだけではなく、古代の海に生息していた「ティロサウルス」などの恐竜や、極寒の地でハントする「アザラシ」や「ペンギン」。
ホホジロザメ
他にも私たちが食している「マグロ」や「タチウオ」などの一般的に知られる魚も展示されています。
男の子心をくすぐる古きハンターたちの展示
序盤は古生代、中生代、新生代の順に海のハンターが展示されています。
恐竜の仲間も展示されているので、男の子なんかはワクワクしちゃうんじゃないでしょうか^^
こちらは古生代に生息されていた巨大生物「ダンクルオステウス」の頭の骨格。
こいつでもかなり迫力があるのですが、中でも新生代を代表するハンター「メガロドン」という全長17mと推測される巨大ザメが衝撃でした。
画像:wikipediaより
噛む力は「ティラノサウルスの3倍もの力」と言われており、間違いなく海の最強のハンターと言えるでしょう。
ちなみにこのメガロドンを題材とした映画作品も出ておりますが「一目で分かるCG」「王道すぎるストーリーで」完全にB級映画ですので、クオリティは期待しない方が良さそうです^^;
海で生きる様々な生き物たちの展示
中盤は海で生きる様々な生き物たちの本「物にしか見えない復元模型」が展示されています。
深海で生きる生物や(ちょっとグロいかもしれませんね)
私たちがよく食している魚の骨格標本なんかもありましたよ。
そして魚だけではなく、海の生き物をハントする鳥や亀、極寒の地で生きるハンターたちも展示されていました。
そんな中でわたしが個人的に一番恐怖を感じたのは、ホッキョクグマでも大きなサメでもなく「アザラシ」でした。
アザラシって怖いの??
アザラシってめっちゃ可愛いのを連想してしまうのですが(こんなの)
今回展示されていたアザラシは、ミナミゾウアザラシという種類で最大体長6~7m、体重は4トン以上あるような巨漢の持ち主です。
目の前に立ってみたところ、あまりの大きさに息を飲み、動かないとは分かっていても恐怖すら感じるほどの威圧感でした。
この威圧感は、是非会場で味わってみてください 笑
音声解説はあり?
今回の音声解説はバショウカジキのハントさんが、海くんという少年に「展示内容に沿った解説をしていく」といった流れになっています。
ドラえもんのあの人が声優を!?
声優を務めるのは「関 智一」さんがハント役を、「高木礼子」さんが海くんを担当しています。
関 智一さんは現在ドラえもんの「スネ夫」の声優を担当しているため、ドラえもんを見ているお子さんでしたら「あ、知っている声だ!」となるかもしれませんね。
音声解説の内容
今回の音声解説は非常にわかりやすく、小学校低学年のお子様でもついていける内容になっています。
見て楽しめる!サクッとまわれる展示
一通り展示を見て感じたのが、今回の海のハンター展は「見て楽しめる博物館」に仕上がっているということです。
夏休みの子供をターゲットにしているためか、文字での解説は博物館で言えば「かなり少なめ」になっています。
音声解説の内容も、展示されている生き物の「名前の由来」や「ハントの仕方」など、とても興味が持てるエピソードを聞かせてくれるのですが「情報量が満載」というレベルではありません。
そのためもし見終わった後に物足りなさを感じる方は、グッズ売り場で販売されている「海のハンター展の図録」を購入することをお勧めします。
こちらは展示内容・音声解説でも触れなかった部分にも突っ込んでおり、海のハンターたちのより詳細な情報を知ることができる一冊です。
海のハンター展のグッズ情報
海のハンター展で売られているグッズですが、気になったのはこちら
サメダー!
ラベルの裏側にホホジロザメが浮かぶとのことですが、悲しいことにその場で見ることが出来ます(さすがに写真撮影はやめて差し上げました)
他にはキュートな海洋生物のグッズや
(このスノードーム可愛いですよね!)
食べ物なんかも販売されていました。
こちらは可愛いキャラ弁が作れそうですね!
ガチャガチャは海のハンター展専用!……といったものは無かったのがちょっと残念でした^^;
所要時間は?
音声解説を聞きつつ館内を回ってきましたが、所要時間は1時間強といったところでした。
音声解説なしだともう少し早く回ることが出来ます。
まとめ
以前の恐竜展に比べて人が少なかったのもあったせいか、見終わった後はいつもより疲れを感じませんでした。
やはり小学生などでも途中で飽きないように工夫しているのかもしれません。
現在公開中のファインディングドリーや、その前作のファインディングニモなんかを見てから行くとちょっぴり楽しさがあっぷするかもですね(*^^*)
上野公園でポケモンを捕まえたい方はこちらも御覧ください。
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