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「SICKS」がこれまでのコント番組とは違った!張り巡らされた伏線と考察のまとめ

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以前、攻めてるコント番組「SICKS」の魅力 という記事では、テレビ東京で毎週金曜0時52分に放送されているSICKの魅力を紹介しました。
 
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が、放送が進むにつれて「ただのコント番組ではない」ということが判明していっています。
 
今回は、SICKSというコント番組のストーリー展開と、各キャラクターの繋がり、実は以前からあった伏線等について書いて行きます。

 
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1話での出来事

番組のテーマを「みんながみんな、何かの病気」としており「数字のためならなんでもするテレビディレクター」や「超上から目線のブログレビュアー」等、現代にもいそうなキャラクターにスポットを当てたコントが放送されます。

 
下の図では登場人物を各コント毎に区切っています。

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一見普通のコント番組と思って見ていると、エンディングテーマが流れた後に、真ん中の謎の男<古舘寛治>が出現します。

 
そして彼は誰かと電話をし
「ほとんど病気みたいだった?そうだろうな」
と意味深な発言を残し1話は終了。

 

2話の出来事

今回も特にコントに変わったことは見られませんが、TVディレクター酒井<小木博明>の番組に、女優の「中田杏」が出演。

さらに直接コントに出ているわけではありませんが、職場でウィルスメールを開いてしまったことから大参事に陥っていく「医師・町田<田中卓志>」。

彼の開いたメールの差出人は「中田杏」であり、この二つのコントが「同じ世界観のもの」ということが分かります。

 
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そして番組エンディングテーマ後の謎の研究者<古舘寛治> は、新聞を読んでいるのですがそこには
「漁業関係者に衝撃!死者数十名。ただの風邪?」

との見出しがあり、これに「なわけないだろ」と発言しています。

 
笑えるコント番組の最後に、ミステリー風な演出があり、不思議に思ったり混乱したりする視聴者もいたのではないでしょうか。

 

進展する世界観、3話の出来事

第三回からSICKSの世界観は一変します。

コント「バズりたい病」の時村と、公務員戦隊コンプラーのレッド
ガチ恋病の「清純派AV女優」とレビュアー病に出てくる「中華屋の娘」のそれぞれが同一人物だということが判明します。

 
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「あ、そういう設定なんだ」と思った人もいるのではないでしょうか。

こうなると「各コントはどういう風に繋がってくるのか」といった期待が湧いてきます。

ただのコント集ではなく、コント同士がいずれ繋がっていく「ドラマ仕立てのコント番組」になっていたんですね。

 

意外な人物が繋がっていた

さて1話2話と、世間では「キモイ」と評判のアンガールズ田中が、そのキモさを存分に発揮して演じる「町田」の衝撃的なコントが放送されましたが、3話ではこちらのコントは放送されませんでした。

 

ですが、毎度おなじみエンディング後にはそんな「町田」が出演します。

そして町田の下に、やってくる謎の男。

コントでよくみられる薬を町田に渡し、男は金を受け取ります。

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また謎の男は、町田に研究所を借りていることが判明します。
今回のエンディングではこの「謎の男」もコントとのつながりがあることが分かりました。

 

激動の4話

ここから更にSICKSは発展していきます。

今回はまずトッキーこと時村<矢作 兼(おぎやはぎ)>が、コントの壁を越えて、同人作家マユ&リコ<清水富美加>&<中島早貴(℃-ute)>のもとにやってきます。

コント同士がコラボしたわけです。

 

ですが、それだけでは終わりませんでした。

公務員戦隊コンプラーにはこんな指令が出されました。

「研究員に対し違法なウィルスを投与し、以後逃走中の『石丸博也、本名アマモトカズミ』を確保する」

 
その犯人とは、町田(アンガールズ田中)と共に画像に写っている「謎の男」でした。

さらにこの写真を見た時村(矢作)は
「この男、どっかでみたことある」と発言するも、その直後に薬を飲み

「全然見たことが無いなあ」と発言が180度変わります。

 

この薬……ちょっとやばいんじゃないの……!

 

まだまだ続く展開

まだ進展は終わりません。

次のコント「リテラシーゼロ病」では、今回も町田(アンガ田中)が、自身のわいせつ画像を集まった人たちに披露してしまいます。

 

ここまでは毎度おなじみのコントだったのですが、その直後に「銃で撃たれ、死亡する町田(ア略田中)」

なんと撃ったのは、田中を標的と間違えたコンプラー隊員のブルーでした。

 

ターゲットを間違えた事に気づき、焦るコンプラー一同

と、更にそこに銃声が鳴り響き、コンプラーのブルー、イエロー、ピンクが死亡します

 

更に銃撃が続くも、本編部分に初めて登場した謎の男が、発砲者に向かい「何をやっているんだ!」と叫び、犯人を連れ去ります。

ここでエンディング。

 

エンディング後にも衝撃が

なんと発砲したのは、ディレクター酒井(小木)のもとにいたAD<大倉士門>と判明します。

 
それだけではありません。
コントに出演していたディレクター酒井<小木博明>、発田<若林正恭>、時村<矢作兼>、町田<田中卓志>は、
謎の男の部下に監視されていたことが判明します。

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一気にサスペンス色が強くなってきたSICK。

 

1話から張り巡らされた伏線

 
録画していたため、1話から順に見て行ったところ、確かに監視者がしっかり付いています。

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こちらは2話の喫茶店のシーン。

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めちゃめちゃ凝っていますね。若林演じる発田が出ているシーンでは、ちょっとしたところに彼が写っていました。

kansi
 

まとめ

 
とりあえず今回は、この3話までのまとめとします。

以前、視聴率が良ければもっと続くかもなんて思っていましたが、これは続けようがなさそうですね。

この後も怒涛の展開が待っているのですが、それはまた次の機会に。
 
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