熱帯夜でも快眠できる方法を探る
暑い夜が続きますが、みなさんしっかり睡眠は出来ているでしょうか。
睡眠不足は日中の眠気だけでなく、肌に悪影響を与え、太りやすい体質にもなってしまいます。
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経済的にも健康的にも難ありの「冷房つけっぱ」
かといって冷房を一晩中つけっぱなしで寝ると「だるい」など体調不良を起こしてしまいますよね。
これは身体を体温より低い状態の環境に置くことで、毛細血管が熱を奪われないようにと血流量を減少させてしまったり
体温を一定に保つために肝臓の働きに負担を掛けるため、疲れがとれなくなってしまうからです。
そこで今回は「暑くても快適に眠れる方法」をまとめていきます。
風の通り道を作る
まずは部屋の「風通り」をよくする方法からです。
屋外に面した窓や扉を開けるだけでは「風の入り」はいまいちです。
しかし「風の出口」を作り、部屋に「風の通り道」を作ることで室温は改善されます。
間取りの関係で「風の出口」を作れない場合は、換気扇を回しておくことで風の通りをよくすることが出来ます。
またこの「風の通り道」は、扇風機を使う際にも有効です。
風の出口の位置を考え、それに向かっていくように扇風機の置き場所を設定することで、扇風機をより効果的に使うことができます。
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入浴で快眠を
「暑いときはシャワーだけで済ます」という方も多いかもしれませんが、入浴をすることで血行がよくなりぐっすりと眠ることができます。
これは熱いお湯でなくとも、ぬるめのお湯でもしっかり効果がでます。
お風呂から上がってすぐは暑く感じますが、入浴の30分後は体温が下がるため、そのタイミングで睡眠に入ることで快眠を得ることができます。
また、夏の入浴を少しでもさっぱりさせたい方は「この時期ならではの入浴グッズ」を使うのもおすすめです。
ボディーソープで涼しく
夏用のボディソープは使用後に爽快感があり、入浴後もすっきりします。
香りがとてもよくオススメだったのですが、以前から仕様が変わったようで「ぬるぬる感がなかなかとれない」とのレビューがあります。
「この仕様の方が好き」といった方もいるようですが、私は正直苦手です。
シーブリーズの方はすぐに洗い流せる使用感になっています。
こちらも入浴後もスッキリした感じが持続します。
クール&デオドラントよりも更に爽快感を得たい方はこちらをお試しください。
夏用入浴剤
夏用入浴剤はお風呂から出た後も肌がべた付かず、スッキリしているのがポイントです。
ただし入浴後の爽快感はそこまで強くありません。
湯船につかっている時に暑くならないため、入浴自体を夏でもゆっくり楽しみたい人向けの商品になっています。
ハッカ油を使う
ネット上でこの時期話題になる商品ですね。
こちらを使ってもお風呂を快適に過ごすことができます。
このハッカ油を湯船に3~4滴入れましょう。
これだけでお風呂から上がった後の爽快感が入浴剤以上に味わえます。
注意も必要
ハッカ油は効果がとても強いです。
「油」なので、お風呂に混ぜる際にはしっかり撹拌してから入ってください。
よく混ぜる前に入ると、肌にピンポイントで付着することがあります。
ちょっとしたキズなどに撹拌されていない原液が付着すると危険ですので注意してください。
持続はしないものの
ハッカ特有の香りがありますが、自分では気が付きにくいです。
時間と共に収まっていくため入浴時には気にする必要はありませんが、外出直前の入浴時には注意が必要です。
このように効果は抜群ですが、ボディソープや入浴剤に比べて注意が必要です。
ハッカ油応用編
ちなみにこのハッカ油の爽快感は、かなり応用が効きます。
湯船に入る時間がどうしてもないときには、洗面器にぬるま湯を入れてハッカ油を1~2滴入れましょう。
もちろんしっかり撹拌してください。
これを体にかけることで、先ほどの「ハッカ油入浴」を簡易的に行うことができます。
髪にも効果が!
ヨーロッパでは古くから、シャンプーや石鹸にハッカ油を原料として使用することで肌や髪をさらさらにしていたそうです。
一回分のシャンプーにハッカ油を1~2滴入れることで「髪のサラサラ効果」と共に「頭皮の爽快感」を得ることができます。
男性の頭皮マッサージにも効果が!?
ハッカ油を水で濡らした手に1、2滴ほど取ってすり合わせ、頭皮マッサージをすることでこちらも爽快感が得られます。
ハッカ油には「消臭効果」や「高い抗菌性」があるため、夏の頭皮の汚れや臭い対策にはピッタリです。
ネットでの使用レポを見てみると、4,5滴をとってそのままマッサージする方が多いようですが、この方法だと刺激が強いように感じます。
1、2滴でも十分に効果がありますよ。
※それでも念のため肌の弱い方は特に使用量を注意してください。
またハッカ油にはアルコールも含まれていないため、頭皮へのダメージが心配な方も安心して使うことができます。
ヘアトニックに含まれるアルコールには髪や頭皮の組織を壊す作用があるということです。
毛髪や皮膚はたんぱく質でできてますが、アルコールはそのたんぱく質を分解してしまうのです。
ほとんどの理容室ではシャンプー後にヘアトニックをつけます。
シャンプー後の頭皮は血液の循環が非常によくなっています。
毛穴につまった皮脂や汚れがとれて、毛穴が開いた状態になるのです。その開いた毛穴にアルコールが入り、毛根まで深く浸透してしまうということになります。
これが薄毛・脱毛の原因になってしまう訳です。
参考: kame38@blog様 http://kame38.blog.fc2.com/
って、アルコールが入ったものに限定されるとはいえ、シャンプー後のヘアトニックってNGだったんですね……
初めて知ったので、今後は成分にも着目してみようと思います。
しかしハッカ油有能すぎますね。
少し注目しすぎてしまいましたが、本題の快眠に戻ります。
寝る前には水分を。ただし……
暑い夜はいつも以上に汗をかいてしまうため、寝る前には水分を摂取しましょう。
これにより睡眠中の脱水状態を防ぐことができます。
ですが、この際ジュースなどを飲んでしまうと糖分の影響で寝汗がベタつき、寝苦しくなってしまいます。
またコーヒーや紅茶など、カフェインを摂取することも睡眠前に良い方法とはいえません。
水分を取る際には水や麦茶などの「ノンカフェインで糖分がないもの」を飲むようにしましょう。
就寝の3時間程前から気を付けておくことで、良質な睡眠をとることができます。
寝る前は画面を我慢
スマートフォンやパソコンの画面が発する光は脳を興奮状態にします。
ゲームなどもこれにあたるため、睡眠の1時間前にはPC、スマフォ、ゲームなどをやめることが快眠に繋がります。
冷たいものを使う
濡らしたタオルや保冷剤を使って、首筋、腋の下、股間を冷やしましょう。
体を流れる大きな血管の血液が冷やされ、体感温度が下がります。
冷やしすぎに注意
ただし各部位はもちろん、特に首の冷やし過ぎは注意が必要です。
首には体温調節中枢があり、ここを冷やすことで脳が「体が冷えている」と判断し、体温が上がってしまいます。
保冷材をタオルでくるんだり、冷やすのは短時間にするなど「ほどほど」にしましょう。
冷房と扇風機を効果的に使う
冷房の一晩中つけっぱなしはもちろんNGですが、効果的に使うことで快眠を得ることができます。
3時間がポイント!
冷房や扇風機を使う際は、睡眠後3時間で切れるようにタイマーをかけましょう。
眠り始めの3時間の睡眠をしっかりとることで「ぐっすり眠れた」という熟睡感を得ることができます。
そのため「ベッドや布団に入る一時間前」から冷房をつけておき、寝る際に部屋を涼しい状態にしておくことも効果的です。
扇風機は風を反射させる
扇風機の風は、直接体に当てるように設置するのではなく、壁に当てた風が体に当たるように設置しましょう。
壁に風をぶつけることで風の渦成分が壊れ、柔らかく心地よい風になります。
先日紹介した「バルミューダ」が作る扇風機も、この壁に反射した柔らかい風をヒントに、自然界の風を生み出すというコンセプトで扇風機を作っています。
絶品チーズトーストを作れるバルミューダと、食パンのおいしい焼き方
寝間着を用意する
パジャマは吸湿・吸汗などを考えて作られており、良質な睡眠を提供してくれます。
それだけではなく、寝つきまでの時間が短くなったという調査結果もあります。
これは、パジャマを着ることで脳を「活動モード」から「睡眠モード」に切り替えてくれる役目があるためです。
冷たい抱き枕
枕を抱くことで接地面がひんやりするのはもちろん、脇や膝の裏などの普段蒸れやすい部分に空気が当たるため、いつもよりも涼しく感じるようになります。
さらに抱き枕は、横向きに寝る時に体圧を分散してくれるため、肩やひざ、腰への負担を軽減する役目もあります。
そしてこの抱き枕は、夏だけでなくなんと冬まで使える優れものです。
ただし紫外線に弱いため、こまめに洗濯したいといった方は
メッシュ生地でさらっとした感触のこちらがおすすめです。
ひんやりシーツ
値段が安いため、夏用のシーツと割り切ってダメ元で購入してみました。
寝返りをうった際など、ちょっと動いたときに「ひんやりしている」のはとても気持ちが良いです。
洗濯の関係で通常のシーツを使用した際などに違いがはっきりわかりますよ。
まとめ
まだまだ暑い夏は始まったばかりです。
やはり夏バテ対策には「食と睡眠の改善」が一番効果的ではないでしょうか。
また、こちらの記事で書いた「サバ丼」は夏にピッタリの一品ですので、よかったら目を通してみてください。
実は凄い設楽の料理術とサバ水煮缶を使ったサッパリ丼
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