こちらの記事では「ものの見方が変わるシン・読書術」を読んだ感想をまとめています。
-本は読むことで「新しい自分」を生み出せるツールである-
なんてことは分かってはいるけど
- 読み切れるか不安
- 読むのに気合と体力を使う
- 読むのに多くの時間を奪われる
そんなことを考えると「なかなか新しい本を手に取れない」という方もいるのではないでしょうか。
というより私ですねこれ。自己紹介が終わりましたnaorです。
そんな私にぴったりの本に出会いました。それが著者「渡邊康弘」による「ものの見方が変わるシン・読書術」です。
読書をしたいけど出来ないあなたにおすすめの一冊
著者の渡邊康弘氏は、年間読書冊数3000冊、これまでに2万5000冊以上の本を読んできた読書マニアです。
この「シン・読書術」は、年の初めに「今年の目標は本を◯冊読むこと!」と目標を立てつつも、読書が思うように進まずに「罪悪感」を抱いてしまう私のような、そんな読書がなかなか進まない人にオススメの本です。
なぜならこの「シン・読書術」は「様々な新しい読書の方法」を提示してくれており、読み終える頃には読書自体へのハードルを低くすることが出来ます。
2018年の文化庁のデータによると、85%の人が1ヵ月に3冊の本を読まないそうです。
逆に言えば1ヶ月に4冊の本を読むことで15%になれるというわけです。
もし今これを読んでいるあなたが
- 「本をもう少しだけ積極的に読めるようになりたい」
- 「85%の方ではなく15%に分類されたい」
と願うのでしたら、是非すぐにこの「ものの見方が変わるシン・読書術」を読むことをオススメします。
読み進めるのが苦手なら飛ばせば良い
この本では新しい読書の方法を提示しています。
例えばその一つが「本の一部だけ読めば良い」という方法。
全部読まなくてもいいし、気にいった1行でも見つかればいい。斜め読みでも、飛ばし読みでも、キーワードをつなげて読むといった読み方でもOK
本書の中でも書いていますが「そんなのは読書じゃない」という方もいるかもしれません。
しかしそもそも本は何のために読むのか、それは自分のためです。
著者に「私はあなたのこの本を全部読みました!」とアピールする必要はありません。
そもそも活字以外の本って全部読んでいる方のほうが少ないのではないでしょうか?
買った本、本当に全部読んでいますか?
この指摘で自分を振り返ってみると、例えば「少年ジャンプ」毎週電子版を買っているのですが「ワンピース」と「呪術」と「逃げ上手の若君」しか読んでいない。
こう言うと「え、ワートリ面白いよ!?」「ヒロアカ読んでないの!?」と言われるますが特に何も思いません。
だって魅かれないんだもん。
それにいつか魅かれたタイミングがあれば読む心持ちはあるしね!
他にも暇つぶしに買った新聞や雑誌、週刊誌はどうでしょう?
全ての文字に目を通す方のほうが少ないのではないでしょうか。
文字だけで構成された本だけはなぜか「全て読まないと」と思ってしまいがちです。
それで苦しむのがそもそも間違っているんですね。
なんだこれで良いんだと背中を押してくれる一冊
読書術は他にも
- 「内容は忘れても良い思い出す練習をすればいい」
- 「指を使えば早く読めて集中できる」
といった方法が載っています。
例えば後者の「指を使った読書法」も、読んでいる部分に指を乗せて読むだけではなく「速読術」に近いような読み方もいくつか提示されています。
このような自分の常識の中ではなかった手法がとても参考になりました。
シン・読書術のまとめ
シン・読書術の中には「良本は人を動かす」「本を読むことで新しい自分を生み出せる」という文がありました。
シン・読書術を読み終え、確かに本を読むハードルが減りました。
またこの本を読んでいる最中「そういえばあの本のここって」と新たな気付きを得ることが出来た一冊でした。
私にとってこの本は悔しいかな良本ということになってしまったわけです。
シン・読書術は読書への罪悪感が減り、本のある日常につながる一冊です。
もし今あなたが「少しだけ日常を変えたい」「読書への抵抗感を減らしたい」と思うのでしたら、このシン・読書術はとてもオススメです。是非読んでみてください。