ポピュラーな中華料理、麻婆豆腐をより美味しく!
スーパーなどでは様々な「麻婆豆腐の素」が売っており、豆腐と挽肉がだけで簡単に麻婆豆腐を作ることができます。
陳建一のコク辛本格麻婆豆腐レシピを動画と画像で解説でも紹介しているように、合わせ調味料を作り一から作るととても美味しいですよね。
しかし今回は「麻婆豆腐の素」で作る際に少しの手間でより美味しくする方法を書いていきます。
- ひき肉をじっくり炒める
- 豆腐を水抜きする
- 花椒(ホアジャオ)を一振りする
これだけでもぐんと美味しさがアップしますので、是非試してみてくださいね。
スポンサードリンク
挽肉の調理方法
麻婆豆腐に使うひき肉は一般的に「豚挽肉」を使います。
こだわるのでしたら「薄切り肉を包丁で叩いて挽肉にする」といった方法もあります。こちらは一手間増えますが、肉が麻婆に良く絡むようになるため、より美味しく仕上げることができます。
また少し余った塊肉などを、肉たたきで伸ばしてからひき肉にするといった方法もありますね。
弱火がポイント!挽肉の調理
挽肉は「低温の油でゆっくり」火を通していくことで美味しさがアップします。
弱火でゆっくり火を通していくと、薄白く濁った「水分」が徐々に出てきます。これを透明になるまでゆっくり炒めることで「肉の臭み」を抑えることができます。
麻婆豆腐のカロリーを減らす方法
また「少しでもカロリーを減らして、ヘルシーな麻婆豆腐にしたい!」といった方は、暑い日の麺 肉みそが美味しいジャージャー麺でも紹介しているように、豚挽肉を一度熱湯でさらっと茹で、余分な脂分を落とすことで、カロリーを落とすことが可能です。
麻婆豆腐のメイン!豆腐の処理
木綿、絹、それぞれの食感
絹豆腐を使った際には「つるんとした食感」を楽しむことができ、木綿豆腐の場合には「しっかりした食感」と食べごたえがあります。
それぞれの食感は異なりますが、美味しくするには豆腐をしっかり「水抜き」することがポイントです。
特に豆腐内の細かな隙間が絹ごしよりも多い木綿豆腐は、この水抜きによって顕著に食感が変わります。
豆腐の水抜きの方法
豆腐の水抜きですが、このような方法があります。
- A.キッチンペーパー等でくるみ、重しをのせ放置する
- B.レンジで1~2分、ラップをかけずにチンした後冷ます
- C.8当分程に切り分け、置いておく
それぞれの注意点ですが、Aの場合は重しがあまりにも重いと、豆腐がつぶれてしまうことに注意しましょう。
木綿豆腐の場合は、入っていたパックに水を入れたものを重しにしてしまう、という手もありますね。
Bはレンジの時間を長くした場合、豆腐の形が変わり風味が落ちてしまいますので、注意して行いましょう。
Cの方法は表面積を多くして「水分が抜ける場所」を多くする方法です。
AやBに比べると効果は薄いですが、道具を使わなくていいという面では楽ちんですね。
絹ごしの場合の水抜き
絹豆腐で作る際の水抜きは、陳建一のコク辛本格麻婆豆腐レシピを動画と画像で解説で紹介している、湯通しをすると効果的です。
沸騰したお湯に一口大に崩した豆腐を入れていき、網やおたまなどで豆腐をすくいます。
これだけで絹ごし豆腐の食感がつるんとした滑らかなものになり、麻婆豆腐の高級感がアップします。
本当!?と思う方は、陳建一のコク辛本格麻婆豆腐レシピを動画と画像で解説 の記事内の動画で一度やり方をチェックしてみてください。結構違いますよ!
豆腐、挽肉の下処理が終われば、あとは使用するレトルト麻婆豆腐の「作り方」を参考に調理するだけです。
さいごの一振りで変わる!
そして最後に、辛いのが好きな方は「花椒(ホアジャオ)」を一振りするのがオススメです。
花椒とは中国山椒のことです。
日本の山椒でも痺れる辛さになってくれるのですが、香りが日本のものと少し違い、本格中華気分がちょっぴり増します。
高いスパイスではありませんので、辛いものが好きな方は買ってみてはどうでしょうか。
※ネットで買わなくても一般的なスーパーにも置いています。
ちなみに我が家は中華系で合うものには結構なんでもかけちゃうので、ちょっと多めのこれを買っています。
アメ横の大津屋さん、一袋の量が多いため「お試し」でスパイスを購入するのには向きませんが、良く使うスパイスを買うには安いので超オススメのお店です。
リンク先の他にも、大津屋で検索すれば、他のスパイスもたくさん出てきます。
自作のカレースパイスも、ほとんどここで買っています。他にも様々なナッツやドライフルーツも安く置いているいいお店です。
ショップはこちら:アメ横大津屋スパイス・豆の専門店
関連リンク;おうちカレーをスパイシーに!ガラムマサラの作り方
まとめ
- ひき肉をじっくり炒める
- 豆腐を水抜きする
- 花椒(ホアジャオ)を一振りする
レトルト麻婆豆腐はほんの少しの手間で、美味しさはしっかりアップしてくれます。是非お試しください。
また、もっと本格的な麻婆豆腐を作りたい方、食べたい方は是非こちらの記事もご覧ください。
スポンサードリンク