画像引用:http://www.bawloo.com/ より
これまでにも何度か紹介しているバウルー。
バウルーの特徴は?
1970年代に発売され、これまで時代に合わせ幾度もの進化を遂げてきた日本製のホットサンドメーカー。
他メーカーのものと違い、パンの端がぴったりとくっついた、具沢山のホットサンドを作ることが可能。
TVなどでも取り上げられ、ますます知名度が上がってきています。
そんなバウルーですが、興味を持ち「いざ購入しよう!」と思い立ったあなたはおそらくこのような悩みに遭遇するのではないでしょうか?
当サイトとしてはシングルタイプは
- 「主に大きな具材を使いたい」
- 「大きなホットサンドにかぶりつきたい」
このような方に向いており、それ以外の方はダブルタイプがオススメです。
「シングル」と「ダブル」どっちがいいの?
今回はバウルーのシングル・ダブル、どちらがどのような利点があるかをまとめてみました。
あなたの環境にはどちらのバウルーが合っているのか?少しでもその手助けになればと思います。
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-シングルとダブル-それぞれの特徴と違い
ホットサンドメーカーのバウルーには2つの形状があり、シングルタイプとダブルタイプでフライパン内の構造が違います。
仕切りが付いているダブルタイプ
ダブルタイプの大きな特徴は、フライパンの真ん中に「仕切り」が付いていることです。
この仕切りにより、シングルタイプ、また他メーカーのホットサンドとは出来上がりが違った物になります。
その前にまずはシングルタイプの特徴から解説していきます。
バウルーシングルタイプの特徴
仕切りがないシングルタイプは、オーソドックスなホットサンドを作ることが出来ます。
出来上がったホットサンドに斜めに包丁を入れて「具材をしっかり見せる」ちょっぴりオシャレな盛り付けに出来るのも特徴です。
画像:シングルバウルーで作った 塩昆布タツタサンド
バウルー ダブルタイプのホットサンドの特徴
それに対しダブルタイプで作るホットサンドは、真ん中でセパレートされた形に仕上がります。
ハーフサイズのホットサンドが二つ繋がっているような状態ですね。
ダブルタイプで出来たホットサンドは、真ん中の線にたいして直角に包丁を入れることで、簡単に4等分にすることも出来ます。
焼き上がりで比較するバウルー
シングルタイプとダブルタイプでは、ホットサンドの「焼き上がり」が変わります。
この焼き上がりの違いでバウルーのタイプを選んでしまうのも一つの選び方です。
耳部分が香ばしくカリカリに焼きあがるのはシングル・ダブル共通ですが(というかこれがバウルーの醍醐味!)最も違いの出る部分は違いは「パンの真ん中部分」です。
シングルタイプの焼き上がり
フライパンが平面のシングルタイプは、全面が均等に焼き上がり、真ん中はふっくらと厚みを帯びるように仕上がります。
画像:mitsuの料理日記さんより http://mitsuruf.blog
ダブルタイプの焼き上がり
これに対し中央に仕切りのあるダブルタイプは、端っこに加え「真ん中の溝部分」もこんがりと、そしてパリっと焼けるのが特長です。
そのためこの「パリパリの食感」をより楽しみたい方には「ダブルタイプ」がオススメです。
パリパリ感が好きならダブルタイプがおすすめ!
さらに言えばこの部分は「パン生地部分」がパリパリになったもので、耳部分とは違った食感と美味しさになっています。
ダブルタイプのバウルーは、ちょっぴりですが「シングルタイプでは味わえない食感」を楽しむことが出来ちゃいます。
バウルーは耳まで美味しい!耳が美味しい!
先ほども触れましたが、バウルーで焼き上げたホットサンドの耳は、普通にトーストしたものとは全く別物になります。
パリッと香ばしく焼き上げられ、サクっとしたパンの表面部分とはまた違う「カリっとした食感」は、バウルーのようにしっかりと設計されたサイズ感でなければ作れないでしょう。
バウルー産のホットサンドの耳、めちゃめちゃ美味しいですよ。
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具材で比較するバウルー
シングルとダブルでは「使用できる具材」にちょっとだけ違いがあります。
バウルーを買ったあとに「挟みたい具材をサンドできなかった!」じゃ悲しすぎますよね、、そんな失敗をしないためにも、流し読みでも結構ですので読んでみてください。
使用できる具材比較-シングルタイプ-
シングルタイプのバウルーは、コロッケやはんぺんなど、大きな具材をそのまま使い、見た目にもインパクトのあるホットサンドを調理できるのが特徴です。
中に仕切りがないため、パンに収まる物ならなんでも挟むことができちゃいます。
使用できる具材比較-ダブルタイプ-
ダブルタイプのバウルーは、具材が真ん中で分断されるため、シングルタイプに比べて使える具材は少量になります。
ただしその分少量の具材で「ぎゅっと詰まったホットサンド」が作れる、とも言えます。どちらも美味しそうですよね^^
またダブルタイプの大きなメリットは、カレーやシチューなど、とろみのある具材に強いことです。
バウルーでカレーやシチューを挟むならどっち?
シングルタイプでカレーのような緩い具材を使用した場合、完成したホットサンドの「カット」は非常に困難になります。
どうやって切っても中の具材がこぼれ落ちてしまうため、そのままかぶりついて食べるしかありません。
ダブルタイプは具材がこぼれ難い
ですがダブルタイプならば、真ん中の部分に包丁を入れて切り分ければ、こぼれる心配もありません。
そのため、カレーやシチューなどを挟んだホットサンドが作りたい方は、ダブルタイプのバウルーがおすすめです。
バウルーの弱点・デメリットは?
バウルーはシングル・ダブル共に残念ながらIH器具には対応していません。
ご自宅の調理器具がIHのみの方は、カセットコンロなど直火式の調理器具を使を用いればバウルーを使用することが可能です。
このようにバウルーはIHでは使用できないというデメリットがあります。ですが直火でしっかり使用できるというアドバンテージは、屋内だけでなく「屋外でも使用できる」という強いメリットがあります。
バウルーはアウトドアでも使えるの?
バウルーは直火調理が可能なため、ガスコンロはもちろん、アウトドアでの使用も可能です。
また通常のフライパンの様にも使用できるため、キャンプや釣り場での「調理器具」としても人気のある商品です。
※その際はバウルー、またはパンにしっかりとサラダ油、バターなどを塗って使用しましょう。
パンと具材さえあればホットサンドが作れるため、BBQに持っていけば「余った具材で〆にホットサンド」なんて使い方もできちゃいます。
関連記事:バーベキューに持って行くと喜ばれる食べ物を、持参方法と共に紹介!こんなものは逆にNGだぞ!
ではアウトドア向けのバウルーはシングル・ダブル、どちらが良いでしょうか。
キャンプ・アウトドア向きのバウルーはどっち?
基本的には好みの問題ですが、わたしとしてはダブルをおすすめします。
理由としては
- 小さく4等分できる
- 複数人で食べる際に切り分けが楽
- 片側にホットサンドを、もう片方に他の食材を調理可能
このようにシングルよりも汎用性が強く、様々な場面で活躍するからです。
バウルー、箱もちょっとだけ便利
バウルーはこのようなレトロ感のある箱に入ってやってきます。
ホームセンターで販売されているフライパンのように、本体のみが届くわけではないのです。
バウルーをアウトドアなどに持っていく際は「そのまま持ち運ぶこと」も可能ですが、箱に入れて持ち運べば壊れる心配もなく、より安全に持ち出すことが可能です。
アウトドアで使うことを考えている方は、箱は捨てずにとっておくのが良いでしょう。
まとめ
最後にもう一度それぞれの特長をまとめていってみます。
タイプ | シングルタイプ |
特徴 | 具材をしっかり見せることが出来る断面 |
具材1 | 大きな具材をそのまま挟める |
具材2 | たっぷりの具材を使用可能 |
焼き上がり | 真ん中がふっくら |
アウトドア | フライパンのように使用可能 |
タイプ | ダブルタイプ |
特徴 | 簡単に2等分出来る&4等分も簡単 |
具材1 | カレーなどトロトロ具材もこぼれにくい |
具材2 | 少ない具材でぎっしり仕上げ |
焼き上がり | 耳&真ん中と、パリパリ部分が多い |
アウトドア | ハーフサイズ&他の調理を同時に可能 |
シングルタイプは
- 「主に大きな具材を使いたい」
- 「大きなホットサンドにかぶりつきたい」
このような方に向いており、それ以外の方はダブルタイプがオススメです。
バウルーで作ったカリカリサクサクのホットサンド、是非一度試してみてください。