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昨年も話題になった100円朝食から考える朝食の効果

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昨年多くの大学で実施され話題になった100円朝食。いくつかの大学がこの制度を今年も実施するとのことで注目されています。
 

100円朝食とは

健康的な朝食で学生をバックアップする目的でつくられた制度です。

大学と在学生の保護者で構成する後援会や、OB組織の校友会などが朝食料金の一部を補助として負担し、学生に低価格でで朝食を提供する制度を築いています。

こうした動きは学生にも好評で、昨年度は実施する大学が全国に広がっていきました。
 

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学生にも広まる朝食レス

例えば、東京経済大学の体育会に所属する学生が対象のアンケートでは(回答者386名)朝食を必ずしも毎日とれていない学生は約4割にも及びます。

更に一人暮らしに対象を絞ると、6割の学生が朝食を取らない日があるとのことです。

低下したエネルギーの供給

人は睡眠中もエネルギーを使っているため、朝起きた時には血糖値が低くなっています。この時の体は「体温、心拍数」低下と共に「内臓や脳の働き」も連動して低下しています。

これにエネルギーを供給することが朝食の役割です

血流がよくなりエネルギーが体のすみずみまで運ばれ、意識もすっきりして身体が目覚めます。脳の働きが活発になるため、集中力や記憶力が高まるといった効果まであります

ダイエットにも朝食が大事?!

ダイエットのためにと朝食を摂らないスタイルの人が増えていますが、これは間違いのようです。朝食を摂ることにより代謝量が上がって太りにくい体質になり、肥満予防に繋がるそうです。

また1日の食事回数を減らすということは、身体に脂肪を蓄えようとする適応現象が起こり『省エネモード』の代謝となり、かえって太る体質になります。

食事の回数を減らすのではなく、1回の食事の質を見直し、その中で量を減らすのが最も効果的ですね。

朝食を摂って収入があがる!?

東北大学加齢医学研究所の500人を対象とした調査した報告によると、35歳~44歳のいわゆる“アラフォー”ビジネスマンの約8割が、「ほぼ毎日」朝ごはんを食べているという結果が出ています。

さらに朝ごはんと年収との関係では、年収500万円未満のうち「74%の人がほぼ毎日朝ごはんを摂っている」一方、
1000万円以上の人では「82%の人が朝ごはんを食べている」ことが分かりました。

出典:eo健康 http://eonet.jp/health/

朝にエネルギーを摂取し、生活のサイクルの中で朝の時間をしっかり確保することは、収入UPにも繋がるケースがあるということですね。

実際に提供される朝食

ネット上には、各大学で提供される朝食が一部公開されていたため、記事中の大学をピックアップして集めてみました。

東京都市大学

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出典:東京都市大学後援会HPより http://www.comm.tcu.ac.jp/~kouenkai/ 

 

駒澤大学

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出典:駒澤大学FBより https://www.facebook.com/komazawa.university/wall?filter=3

 

帝京大学

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出展:帝京大学ホームページ https://www.teikyo-u.ac.jp/index.html

 

東京経済大学

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出典:東京経済大学HP http://www.tku.ac.jp/index.html

 

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まとめ

100円朝食の制度は、朝食を目的として学校にくることで生活リズムと出席率の改善だけでなく、エネルギー面で授業への理解度向上にも好影響を与えることがわかりました。

制度としてみれば、学生の負担を減らし、勉学に励める環境をバックアップする素晴らしいシステムです。駒澤大学では12月まで実施することが決定しています。今後はこういった制度の有無も、大学の志望基準になっていくのかもしれませんね。
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