痔疑惑。初めての肛門科体験
こんにちはnaorです。先日初めての経験をしました。というのも肛門科に行ってまいりました。
私の経験談を書いていきますので、お食事中の方は後で見ることをおすすめします。ただ「痔を未経験の方」には是非読んで頂きたいです。
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最初は違和感から
そもそもはお尻に違和感があったのがきっかけです。
初めはトイレで大をしたときに少し痛みがありました。
汚い話ですがちょっと切れたのかなあくらいに考え、まあ治るだろうと思っていたところ翌日も痛みがありました。
ちょっと怖いなあと思ったその日の夜、入浴中にお尻を触ってみたところ
なんかできてる……
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おさまらない不安
いぼのようにボコッとふくらんだものが自分のお尻に……
これはまさか痔?汗
その日の夜は日曜だったのですが、横になってもお尻に違和感があり、寝つけも悪く快眠できませんでした。
翌日の月曜日、会社に事情を話してすぐに病院に行き診察を受けました。
以前から決めていたこと
私はずっと前から決めていたことがあります。
「お尻に違和感があったらすぐに病院に行く」ということです。
私の周りには痔で苦労した人が多く、今までに数人の方からお話を聞いていました。
周りの体験談
Aさん
痛みがあったものの医者に行くのが嫌だった。市販薬で凌いでいたが最後は歩くのもつらく、トイレに行くたびに激痛があった。
もうだめだと思い、診察を受けたところ痔瘻(じろう)になっていた。
痔瘻(じろう)
肛門の周辺に穴ができて、そこから膿が出る疾患。肛門部に膿のトンネル(瘻管)が出来た状態のことを言う。
Bさん
この方もAさんとほぼ同じケースです。
病院嫌いのため放置していたことが原因で悪化し、入院することになりました。市販薬も使っていなかったそうです。
Cさん
こちらは痛みがあり、その頃から病院には行こうと思ってはいたものの、後回しにしたため悪化。
激痛の後病院に行く。病院では患部に塗り薬を塗られ、座薬を処方される。その後痛みはなくなり、3~4日のあいだ座薬をすることで完治。
先生からは「痛みがあった時に来ていれば塗り薬だけで済んでいましたね」とのこと。
3人の共通点
読んでわかるかと思いますが、全員に共通しているのは「早めに病院に行っていれば、ここまでにはならなかった」ということです。
そして病院に行かなかった理由も分かりますよね。「恥ずかしさ」と「なんとかなるだろう」です。
私はこういった経験談を聞き、もし自分にちょっとでも思い当たることがあれば絶対にすぐに病院に行こうと決めていました。
薬という選択肢
市販薬の購入で凌ぐことも考えました。もしかしたらそれで良くなっていき、治ってしまうかもしれません。
しかしそれは素人判断であり、根拠もない状態から自分がそう判断しているだけです。一旦よくなっても再発し後悔する可能性もあります。
先ほどの3人や、他に痔が悪化した人のみなさんがこう言います「もっと早く病院に行っておけばよかった」と。
「薬を使えばよかった」ではないのです。
辛い体験を教えてもらうということ
そしてこの時に決めたことがもう一つあります。
「人の痔の体験を聞いても笑わないようにしよう」
と決めました。当たり前のことなんですけどね。
ですがお尻のことや性病関連って、話すほうも「笑われるかも」って思いがちですよね。
小学校でうんこすることが笑われるような感覚に近いのではないでしょうか。
痔とは辛い病気
痔の末期は便をする苦痛から、食べることを最小限にする人までいます。
これだけ辛い病気なので、体験談や「なったかもしれない」といった話を聞く際にはしっかり聞いてあげようと決めています。
診断の流れ
私の話に戻します。
病院では自分の症状を先生に話した後、診察台へ移動するように看護師さんに促されました。
診察台に移動すると、すぐにカーテンを閉められ、看護師さんからズボンとパンツをおしりの下まで下げるように言われ、その後体を横向きに寝かせられます。
このとき、体育座りの様に、膝を腕で抱えるような姿勢になるように指示されました。
診察開始
この時から看護師さんはカーテンの外だった気がします。
まず先生が患部を見ます。広げられたりされました。これで終わりかなあと期待もしましたが、やはり触診で見ていくとのこと。
肛門付近にクリームを塗られます。先生は薄いゴム手袋をはめていましたね。力を抜くように言われたので、息をゆっくり吐き何も考えないようにがんばりました。
で、もちろん指を入れられます。指を入れられる時は、下腹部がギュッとするような若干の痛みがありました。うーん、痛み?違和感でしょうか。
耐えられないような部類のものではありません。
その後、腸内に傷がついていないかを確認するとのことで、お尻内にある指をグリグリとされました。
この時も痛みというよりも、違和感という説明の方があっているかもしれません。
時間にしたら2分未満といったところでしょうか。指を抜かれ、診察終了です。
結果は驚きの
私の場合は先生からその場で結果を伝えられました。
「できもの」だそうです。
え……。
「できもの」……ニキビに近いようなそういったものらしいです。
ほっとした反面、ここに来るまでの覚悟や勇気は一体……なんてちょっと思ってしまいました。
「腸内もきれいで特に問題ありません。こういったできものが、今までにもよくできてたりしましたか?」
「いえ、今回が初めてです」
「うーん、そうですか。疲れやストレスが貯まっていたのかもしれませんね。一応塗り薬を出しておきます」
とのこと。会計すませて、近くの薬局でお薬貰って終了。
お尻がちょっとぬるっとしていたので診察中、患部に薬を塗られていたみたいですね。
と、私の肛門科初体験はこのような感じです。
すみません、こんだけ引っ張って痔じゃなかったのです。もう笑ってやってください^^
肛門科に行った感想
なんだー、もうちょっと様子見ても良かったかなあとも少しだけ思いました。
でもそうした場合、おそらく放置している間中お尻のことが気になり、他の事は手につかなかっただろうなと思っています。
そこまで考えると、少しの恥ずかしさを乗り越えて病院に行ったことは、本当によかったと今でも思えます。
診察中も診察後も恥ずかしさは思ったよりなかったですね。そりゃプロですもんね。
痔かな?と思った時の病院の選び方
いざ病院に行こうと思ったときに、病院の選び方を調べました。先ほどの痔経験者の方々にもメールなどで相談しました。
一つの目安ですが「肛門科に特化したところ」は評判がよい傾向があります。
いくつもの科があり、肛門科「も」やっているところよりは、こういった病院を選んだほうが良いですね。
専門でやっているため新しい知識にも明るく、経験的にも信頼できます。
当たり前。でも意外と重要
そして当然ですが、保険が適用出来るかどうかを確認しましょう。
保険診療と明示していない所は、全額自己負担の「自費診療」の可能性が高いそうです。私が調べた肛門科のお医者さんの中でも一件だけこのような場所がありました。
自費診療の理由
肛門科の自費診療
自分の診療に自信を持ち、厚生労働省の決めた手術料では納得できないため手術代を自分できめている。
とのことです。保険適用外なので診察も高額になります。
評判は非常に良い場合が多いため「一番評判のいいところに行ったら高額な請求が」なんてことの無いようにしっかり確認しましょう。
まとめ
私の痔疑惑体験談、いかがだったでしょうか。もしお尻に異常を感じたら、すぐに病院に行くことをおすすめします。
少しの面倒くささと、少しの恥ずかしさ。このリスクだけです。
病院に行ったあとは心配する時間が全くなくなります。行ってよかったと心から思えるようになります。
大事になる前に、すぐに病院で検査してください。
遅かれ早かれ
どうせそのうち人間ドックの内視鏡検査でお尻からカメラ突っ込まれますよ。生きていればいつかは経験することで、その経験をほんの少し早く体験するだけです。
お気軽にどうぞ
この日記内で、ここはどうなの?といった疑問がある場合、私が答えられる範囲でしたら真面目に全力でお答えしますので、お気軽にコメントください。
病院へ行くハードルが少しでも下がればと思っています。最後まで読んで頂きありがとうございました。
あ、わたしの事は「痔でもないのに心配しすぎた小心者!」とネタにして頂いて大いに結構ですよ 笑
痔の予防には血行促進のため入浴が良いそうです。
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