こちらでは函館のオススメグルメ「元祖 小いけ」のカレーを紹介しています。
函館といえば寿司、イカ刺し、スープカレー、ラッキーピエロと様々なグルメがあります。
しかし函館に行ったら必ず食べている外せないグルメがこの「元祖 小いけ」のカレーです。
外でカレーを食べようと言う時、あなたはどんなお店を想像するでしょうか。
インドカレー、蕎麦屋のカレー、それともとんかつ屋さんやラーメン屋さんのカレーでしょうか。
そうなんですよここ最近、インドカレー以外のカレー専門店ってなかなか見ないですよね。
都内で生活していても「カレー専門店」って思い当たるところが無い。
この函館にある小いけはまごう事なき「カレーショップ」です。
しっかり日本のカレー。しかしインドカレー
そんな小いけのカレーはお店的には「印度カレー」を名乗っている。
え、なんだインドカレーじゃんと思う方はちょっと待ってほしい。
完全に定食屋さんなんですよ。
本当に不思議なお店である。
と言うのもこの小いけ、1948年に開業し70年以上も続く歴史のあるカレーショップなんです。
そんな小いけの人気ナンバーワンメニューは「カツカレー」
ちなみにこちらは「大カツカレー」1080円。
通常との違いは、ご飯やカレールーはもちろんカツも大きめ。
そしてカレールーがー別器で盛られる事。
通常のカツカレーだとご飯にカレーがかけられて提供されます。
小いけのカレーの特徴
小いけのカレーの特徴は、ルーがモッタリしている重めのカレーです。
一晩おいた家庭のカレーに近く、とてもコクが強いです。
しかし家庭カレーとは全く違い、スパイスがとても強い。
鼻に抜ける爽やかなスパイスは、おそらくカルダモンとブラックペッパーが強め。
そしてカレーの黄色からも分かる通り、ターメリックも多めに入っていると感じます。
日本風のカレーでこんなにもターメリックの香りを強く感じるのは今まで小いけだけです。
野菜の具で確認できるのは玉ねぎだけ。とてもシンプルですがこれでいいこれがいい。
カツカレーのカツはとても薄く、バリッと揚げられています。
カレーとの相性が最高で、ルートの配分を考えながら食べ進むのがとても楽しい。
またカレーとの相性抜群といえば忘れてはならないのが卓上の紅生姜と福神漬け。
甘さや酸っぱさ、そして食感がカレーのアクセントになり、小いけのカレーをより美味しく食べることが出来ます。
最後の一口は切ない
そんなカレーも当たり前ですが食べ進めレバいつかはなくなってしまいます。
私は函館在住ではないため、年に3〜4回ほどしか小いけにくることはありません。
小いけのカレーは私を心の底から幸せにしてくれます。
しかしどんなに幸せになることが出来ても、大盛りを頼もうと最後の一口だけは本当に切ない。毎回切ない。
私は分かっている。
函館には美味しいお店がたくさんある。
東京に帰っても美味しいものはたくさん食べることができる。
でもそれでもやっぱり小いけのカレーは唯一無二なんですよ。
スパイスに多分なんか入ってるんだと思う
とても美味しくて幸せにしてくれるが、食べることで最後には悲しさが出てくる。
そんな素晴らしいカレーです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。一回是非食べてみてほしい。
他の記事でも書きましたが、函館はいいホテルもまじかよってくらい安いです。
安くグルメを楽しむなら函館超オススメ
唯一の難点は、各所から乗り換えなしで函館行きがある飛行機が少ないくらい。
なのでもし近くの空港から函館行きがある方がいたら是非函館旅行して見てください。
札幌よりも食事を安く楽しむことが出来るし、またそんなに広い都市では無いので二泊三日のグルメ旅で満足度の高い旅行が出来ます。
例えばスパークリングワイン飲み放題の朝食ブッフェのあるセンチュリーマリーナだと、1人あたり一泊8,500円のプランも。
もしコロナが落ち着いて「美味しいものを旅行で食べに行きたい!」と言う方がいらっしゃったら、函館めちゃめちゃオススメです。