予算はどれくらい？肉アバンギャルドの使い方と、予約の目安を紹介
以前当ブログでは熟成肉についての注意や魅力を紹介しました。
今回はそんな熟成肉が食べられる秋葉原の「暴走熟成肉庫 肉アバンギャルド」についての記事です。熟成肉って何？という方はこちらをサラっと読んでみてください。
アバンギャルドはどう使うのがオススメ？
今回は
- 肉アバンギャルドの魅力
- 肉アバンギャルドを楽しめる使い方
- 予算と予約の目安
- 遠くから来た人でも迷わず行けるお店への行き方
を紹介していきます。
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肉アバンギャルドってどんなお店？
「暴走熟成肉庫 肉アバンギャルド」は秋葉原にあり、お酒を飲みながらドライエイジング製法の熟成肉が食べられる「熟成肉バル」です。
お肉が美味しいのは勿論、前菜や一品料理、シメのご飯ものにデザートも揃っているお店です。
お店の雰囲気
ということでそんな「暴走熟成肉庫 肉アバンギャルド」に連れと私の二人で行ってきました。
私たちは扉を開けてすぐのカウンター席に案内されました。
お店の雰囲気は「楽しく盛り上がれる店」といった印象を受けました。
１～２人でお肉の味に集中して食べる、といった使い方も勿論ありですが
「複数人で熟成肉を食べてみたい」
「みんなで美味しい肉食べに行こう」
といった感じで使うのに適しています。
お肉の提供時には思わず声が？！
前菜や一品料理も豊富なので、お酒を飲んでわいわいするにはピッタリのお店です。
５人以上の席では、お肉が運ばれるた際に
「おーーー」といった歓声も聞こえてきました。
その気持ち分かるぅ！
熟成肉の頼み方
アバンギャルドでのお肉の頼み方ですが、店員さんがこんなプレートを持ってきます。
プレートには熟成肉情報が書かれた付箋が貼られており、その詳細として
・熟成日数
・牛の種類
・部位
・グラム数
このような情報が書かれています。
熟成肉は無くなっていく……
熟成肉を注文する際には、ここから好きなお肉を選んで注文するスタイルとなっています。
ちなみにこの時は既に、注文できるお肉がかなり少なくなっている状態だったようです。
開店時はプレート一杯に付箋があるのかな？
とりあえず私たちは
熟成２０日、国産牛しんたま２６５ｇ
熟成１９日、黒毛和牛内もも１８５ｇ
を注文。
熟成肉を頼む際の注意
熟成肉で注文できるのは「付箋にあるもののみ」なので、記載されていないグラム数を頼むことは出来ません。
例えば「サーロインを１２０ｇ」といった注文は出来ません。この点には注意が必要です。
また熟成肉は頼んでから注文するまで時間がかかります。お店からは
「お肉が焼きあがるまで注文から３０分程かかる」
と説明を受けました。
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魅力的な一品料理
お肉が来るまで時間があるとのことなので一品料理をチョイス。
こちらの写真はメニューのほんの一部。
他にも、
トリッパ煮込み
馬肉のカルパッチョ
骨付き鶏のパリパリ焼き
やまと豚ソーセージ3種盛り
塩辛じゃがいもニョッキ
肉屋のパエリア
などなど、魅力的なメニューがたっぷりあります。
ボリュームたっぷりの前菜盛り合わせ
肉アバンギャルドでは「前菜盛り合わせ」が1,480円という値段でおすすめとのこと。
しかし事前に仕入れた情報によると、３～４人で頼むべきと書いてあったため泣く泣くスルー。
確かに写真を見ると二人で食べるにはちょっと多そうですね。
焼き野菜やピクルス、パテなんかも入ってて豪華。
３人以上なら頼みたい一品ですね。
で、私たちが注文したのは
新鮮野菜のバーニャカウダ ７８０円
肉味噌ボロネーズとマッシュポテトの熱々焼き～黄身のせ～ ３８０円
の２つ。
前菜、トウモロコシの冷製ポタージュ
こちらはお通しとして出されました。
ひんやりで甘みのあるポタージュスープ。
カリッと焼かれたパンにもピッタリです。
新鮮野菜のバーニャカウダ
しっかりと冷やされてシャキっとした野菜がたっぷり入っていました。濃厚なソースもちゃんと火にかけられて提供されます。
丁寧な仕事っぷりが分かる一品。
これですよねー。バーニャカウダソースは温かくなきゃ！味も良かったですよー。
肉味噌ボロネーズとマッシュポテトの熱々焼き～黄身のせ～
今回の大当たり。
味噌というよりは、少し辛めのトマト系ミートソースに感じました。
なめらからな口当たりのマッシュポテトに、熱々で味のしっかりしたソース。そしてそれをマイルドに緩和する卵黄。
もう一個食べてもよかったと思えるくらい美味しい一品でした。
マッシュポテトが美味しいお肉屋さんって、信用できますよねー。
カウンター席もオススメ！
ちなみに私たちが通された、入り口すぐのカウンター席は、お肉を焼く所の真正面でした。
お肉を焼くのは店長（おそらく）が１人でやっているのですが、肉と真剣に向き合っている姿はかっこいいですねー 笑
炭の上の焼き網にドンッ！とお肉を置き、状態を見てひっくり返す。
表面がガッシリ焼かれたお肉にかなぐしをスッと刺し、その側面を温度が感じやすい唇の下に当てて焼き具合をチェック。
お肉の状態が大丈夫なようなら横に移してお肉を休ませる。そして完成したお肉を食べやすい大きさに切り、お皿に盛り付け。
この一連の作業をほぼ一人でやっていました。カウンター席は、この肉を焼く工程が見れますので、これはこれでオススメです。
視覚でも美味しい熟成肉
さてさて待ちに待った熟成肉がこちら！
表面はしっかり焼かれつつも、中はキレイな赤身のレア状態。
肉アバンギャルドではお店のこだわりで、熟成肉は「タタキ」のような表面を焼き上げた状態で提供されます。
ドライエイジングで熟成させたお肉は通常のお肉より水分が少ないため、普通のお肉同様に焼いてしまうとパサパサになってしまいます。
そこで当店では熟成肉を常温に戻し、塩・胡椒・オリーブオイルで表面を焼き上げた後、温かい場所で寝かせる事でゆっくりと火を入れ、レアとはまた違った食感に仕上げます。
肉アバンギャルドHPより http://meat-avantgarde.com/
待ちに待った肉を食す
まずは国産牛しんたまから食べてみました。
うまい！噛むごとに肉の旨味がギュっと出てきます。焼肉の様に薄く切られてはおらず、しっかり食感も楽しめる厚さにスライスされています。
赤身好きにはたまらない。
柔らかい黒毛和牛
黒毛和牛ももの方は「しんたま」よりも食感が柔らかく、肉をかんだ時の鼻に抜ける旨みの香りが強かったですね。
食感は「厚みのあるローストビーフ」とっいたところでしょうか。
この食感の違いは、部位の違いというよりも牛の違いかな？
食べログの一部低評価の理由は？
食べログなんかでは一部のお客さんから「期待はずれだった」なんて感想もありますが、これは柔らかくて食べやすいお肉を想像して口に入れたのではないでしょうか？
「口の中にいれた瞬間に脂身がとける！」といったお肉を食べたい方は別のところに行ったほうがいいです 笑
赤身の旨味をギュッと楽しめるお店、それが肉アバンギャルドの魅力だと私は思います。
さてさて、これで４５０ｇの熟成肉を２人で頂きましたが折角だし、とのことでもう一品お肉を追加。
熟成２１日の黒毛和牛サーロインです。
柔らかくもしっかり赤身肉！黒毛和牛サーロイン
こちらは先ほどの２品よりも全体的に脂の旨味が強く、黒毛のももよりも更に柔らかい一品でした。
噛んだ際に、赤身のぎゅっとした食感の後にジワっと脂の旨味が染み出してきます。
以上３種の熟成肉を食べてきました。
ガシっとした赤身の魅力満載の国産しんたま。
赤身の旨味は残しつつ、柔らかくて旨みの強い黒毛もも。
熟成肉で脂の旨味も楽しめる黒毛サーロイン。
それぞれの肉に特徴があり、美味しい上に違いがあって楽しかったです。
お肉レポも終わったので、肉アバンギャルドで感じたことなどを書いていきます。
肉アバンギャルドで頼む熟成肉の注意
ますは熟成肉を頼む際のちょっとした注意を。
プレートにある付箋には、お肉の値段が書いていないため注意が必要です。メニューには100グラム当たりの価格が書かれているため、こちらを参考に値段を把握しましょう。
簡単にですが各熟成肉の特徴と、大まかな価格をまとめてみましたので、参考にどうぞ。
注文した肉は早く食べるべし！
提供された熟成肉は、時間が経つと固くなってしまうようです。
熟成肉が提供された直後は、テーブルに残っている料理はひとまず置いておいて、熟成肉だけに集中しましょう。
気になる価格は？
お通しx2 440円
ウーロン茶x1 410円
ボトルワイン 2,500円
バーニャカウダ 840円
肉味噌マッシュポテト 410円
黒毛もも 2,500円
黒毛サーロイン 4,000円
しんたま 3,090円
クレームブリュレ 520円
これで約15,000円でした。
肉中心を想定して食べにいくと高くつくかも？
シメも頼まずに肉中心に２人で７００g程食べてしまったので、結構いっちゃいましたね^^;
最後のサーロインをご飯系でと考えると、一人5,000円〜6,000円といった感じでしょうか。
ちなみに肉アバンギャルドのコースメニューは
4,000円と5,000円のコースがあり
これに飲み放題メニューが＋1,680円
（ワインを多くの種類から選べるプランの場合＋1,980円）
となっています。
そう考えるとやはり予算は6000円ほどですかね。
肉アバンギャルドコースメニュー:http://meat-avantgarde.com/enkai
おまけ、パリパリ好きに堪らないクレームブリュレ
あまり居酒屋さんや焼肉屋さんではデザートを頼まないのですが、他のお客さんが頼んでいたクレームブリュレに連れが反応したので注文。
クレームブリュレというと、プリンサイズのものが多いですよね。
肉アバンギャルドのクレームブリュレは、底が広い器で作られているため、表面のパリパリ部分の面積が大きくなっています。
パリパリのカラメル部分が好きな方は、是非頼んでみて下さい。
香ばしくて美味しかったですよー！
肉アバンギャルドの予約状況
私たちは運良く？１０日程前の電話で予約を取れましたが、現在は大体１ヶ月程先でないと、込み合っている時間帯の確保は難しいようです。
興味のある方は早めの予約が良いようですね。
ただし、お店には飛び込みで入って来ているお客さんも２組見かけました。
近くに寄ったらダメ元で電話してみるのもありですね。
肉アバンギャルドへの行き方
最後にＪＲ秋葉原駅からお店までの行き方です。
まずは秋葉原駅の昭和通り口の改札から出ます。
そのまま真っすぐ進むと、駐輪場に挟まれた横断歩道がありますのでこれを渡りましょう。高速道路をくぐる形になります。
正面にはラーメン屋さん「幸楽苑」があるので分かりやすいかと思います。
横断歩道を渡りきったら左に進みます。
この写真の奥に見える一つ目の信号を目指しましょう。ちょっと小さいですが、青になっている所ですね。
道路を挟んだ右手側には、マクドナルドやバーガーキングが見えます。
一つ目の信号に着いたら左に曲がりましょう。こちらは角に中古携帯ショップがあります。
信号を左折すると……
一気にお店が無くなったのでめっちゃ不安になりました。
でもちゃんとこの通りにはお店あります。
左手に駐車場とこんなお店、居酒屋さん？ちょっぷく？が見えたらもうすぐです。
はい！右手奥に見えました！肉アバンギャルド！
若干道の奥側にあるので、近くまで行かないと見つけ難いです。
まとめ
とりあえず初の熟成肉を堪能してきましたが美味しかったですねー。
気軽に何度も行ける値段ではありませんが、是非また伺いたいと思います。
通常のお肉よりも脂身が少ないため、ワインと合わせると両方ハイペースで進んでしまいますので気をつけて下さい 笑
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