ミスド、一気に業績巻き返しなるか!?
定期的に100円セールをすることでおなじみのミスタードナツ、通称「ミスド」
そんなミスドの大阪市イオンモール茨木内にあるショップが記事になっています。
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大手コンビニが仕掛ける「ドーナツ戦争」に押され気味と揶揄されるミスドが、起死回生の一発を狙って打ち出した新しいタイプの店舗。
カウンター式の高いテーブルとイスは、これまでの画一的な店舗づくりとは様変わり。定番のドーナツだけでなく、ベーグルやトーストも取り扱う。商品の並べ方にも余裕があり、カフェやパンの店といった趣である。
ひときわ目を引くのが、ガラスの向こうに見える厨房。店で売る商品はすべて、粉と水の混ぜ合わせから、このオープンキッチンで行っている。
実はミスドは創業以来、全店舗が生地からドーナツを作っている。日本での1号店は1971年4月開業と、マクドナルド(同年7月)やケンタッキーフライドチキン(70年11月)と並ぶファストフードの老舗でもある。その創業当初からの伝統だ。
東洋経済オンライン:http://toyokeizai.net/
創業以来手作り!?
えええ!?みなさんご存知でした?
小さい頃は母に連れていってもらって食べたマフィンも高校時代にコーヒー無料で3時間粘りながら食べたオールドファッションも!いつからだか定番になっているポンデリングも!全部手作りだったんですか!?
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実際に働いていた人の声
ちょっと信じられなくて調べてみましたところ、ヤフー知恵袋にはアルバイト経験がある方のこんなコメントが。
一部のお店ではキッチンが見えますよ。
キッチンが大きなガラス張りになっているので、フロアからよく見えます。他にも小窓みたいなところからキッチンが多少見えます。
手元とかは見えませんが、作っている雰囲気は分かります。
ミスドでバイトしたことがある者です。
ドーナツは店舗ごとで手作りしています。
表からは見えないかもしれませんが、裏にあるキッチンで作っています。ドーナツを作っている人には、ドーナツ生地を練って油で揚げる「べーカー」と、
揚げられたドーナツに、チョコやクリームなどをつけたり詰めたりする「フィニッシャー」がいます。お店ごとにいる「ベーカー」と「フィニッシャー」がその日に売るドーナツを毎日毎日作っています。
毎日のように食べると解るかと思うんですが、
手作りですので同じドーナツでも微妙に形が違います。
ドーナツを作る人の研修もありましたよ。
私もアルバイトをしていましたが、すべて自家製ですよ。
本当だったんですね。全然知りませんでした。
ちなみに作り手がお客さんの目の前で提供するものを調理する「オープンキッチン」のレストランが流行る理由をご存知でしょうか。
目の前で作るということ
解放感がありおしゃれだから。これも一つの理由です。
ですが一番の理由は「作り手を直接見ることが出来るから」です。
アルバイトがツイッターで炎上した事例を思い出してみてください。
ほぼ全てクローズキッチンのお店です。
一部オープンなところもありますが、それはお客さんの視線がないクローズな状況での悪事です。
オープンキッチンでは、作り手が食品に悪意ある行動をするなんてことは絶対に起こりえないのです。
オープンキッチンのメリット
目の前で食品を作るということは、食べる人へ衛生面での不安を払拭し、商品がこんなにも丁寧に作られているのかといった「感動」を与えます。
この感動の効果が大きいため、食品業界ではオープンにすることを取り入れています。
最近ではデパ地下でケーキを作るところやパンを作る過程を見れるお店も増えていますよね。
また、食品や飲料の工場見学もこれにあたります。
工場見学の狙い
出展:マイ旅静岡、うなぎぱいファクトリーより:http://shizuoka.mytabi.net/
工場での作業を透明化することで自社の「清潔さ」と「商品に注ぐ情熱」をアピールし、メーカーへのファンを作っているのです。
こうした感動は人に話す恰好の「ネタ」となることも多く、効果は2重にも3重にも膨らんでいくのです。
なのにミスドはなぜ……
ミスドはなぜにこの「商品への情熱のアピール」を戦略に入れてこなかったのでしょうか。
もしかしたら社員のレベルが低く、ミスの露呈を防ぐためだったとか……今となってはそんなことすら疑ってしまいます。
まとめ
とはいえ今後は店舗改装を視野に入れた黒字化を目指すそうです。
ドーナツを作る場面を効果的に見せることが出来れば「安全志向を重視する層」「行程を見て楽しめる低年齢層を含めた親子層」を獲得できる可能性があります。
これにより業績の上昇も見込めるかもしれません。
これからのミスドの活躍を期待しています。
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