実は以前から海外でも人気だった孤独のグルメ。お店も紹介しちゃいます!
みなさんは「孤独のグルメ」というドラマをご存知でしょうか。
漫画原作の深夜ドラマで、個人雑貨輸入商を営んでいる主人公がふらっとお店に入り、一期一会ならぬ、一食一会の「食」を楽しむ物語です。
ゴールデンタイムで放送されているドラマとは違い、起承転結の波がゆるいこのドラマがなんと「台湾キャスト」で制作され、5月から放送されていたそうです。
こちらが海外版の主人公の方。
どことなく原作の見た目に近い気がするのは私だけでしょうか 笑
油断しているとやられる
日本での放送時は、リアルタイムで見ていると深夜にも関わらず盛大な「飯テロ」を食らいます。
空腹への重いボディブローは放送後もじわじわと効いてきて、自身の食欲との戦いが始まります。
またドラマ終了後には、物語内に出てきたお店に「原作者がお店のレポート」をするコーナーがあります。
この際に本編では登場しなかったお酒の出現で更なる連携攻撃を繰り出してきます。
(ドラマ主人公はお酒が苦手な設定です)
このコーナーいるの……?と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし意外や意外。
原作者の久住さんから出る発言は、その辺の芸能人の食レポなんかよりも断然いいです。
海外版でも変わらぬ魅力を展開
中国版でも台湾の各地を巡り、魅力的な料理の数々が登場し、視聴者をくぎ付けにしたそうです。
そして実は、この海外版が制作されるずっと以前から、中国や台湾で孤独のグルメはすでに一部で大人気だったようです。
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いつのまにか海外でも人気に
番組内で放送されたお店は、行列が出来るほど混み合うお店もあります。私も数店行きましたが、どのお店も繁盛していました。
で、私のようなミーハーなお客が多いのでしょうね。あるお店では「番組見てこられたんですか?」なんて質問されたお店もありました。
折角なので話を聞いてみたところ、なんと海外から来たお客さんもいるとの情報を頂けました。
ステータスにまでなっている孤独のグルメ
中国や台湾のファンが非常に多く来ており、一部の中国、台湾の方は孤独のグルメのお店でご飯を食べることが「ステータスになっている」そうです。
お店内での羽振りも良く「おそらく富裕層の方たちなんでしょうね」とおっしゃっていました。そしてそういった方たちはマナーが良い方が多く、お店としても非常に嬉しいと笑顔でおっしゃっていました。
ファンの特徴
他店でもこういったケースがあるそうなのですが、孤独のグルメを見てくるお客さんは、マナーがしっかりしている方がとても多いそうです。
これはファンの方たちは、主人公になりきって味に集中しているんだと思います。そして主人公同様、お店に敬意を払うことを美として食を楽しんでいるのでしょう。
恥ずかしながら私もその一人です!
大分書いてしまったのでお店の詳細は伏せますが、都内23区内のあるお店で実際に聞いたお話です。
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海外の方の心までをも動かす孤独のグルメ。もしまだ見ていない方がいらっしゃったら是非見てみてはどうでしょうか。
お店紹介
そして、数店行ったうちの1つのお店を紹介させてください。
Season2、第2話に放送されたこちらです。
人形町の黒天丼
天ぷら 中山
人形町駅から徒歩7分ほどのお店です。店構えは昔ならではのお店といった感じで、外観は正直きれいではありません。
店内もカウンター6,7席と座敷があるくらいです。
コストパフォーマンスが最高に良い
しかしまあ安いです。
野菜は一品100円代からで、アナゴは230円、エビは300円と破格です。
値段だけではなく味、そして素材も素晴らしい。
この左側の天ぷら、アスパラです。こんな太いアスパラ初めて見ました。
番組内で紹介された黒天丼も勿論最高です。
見た目から濃い目の味付けを想像しましたが、甘さもしょっぱさもちょうどよく、天ぷらを楽しんだ後でもするっと食べれてしまいます。
ただし遅い時間に行くと、ごはんが売り切れていて天丼がない場合があります。
お店に行く方は、電話にて天丼をお願いしておくとちゃんとご飯をとっておいてくれますよ。
(キャンセルなんか絶対しちゃだめですよ!)
最後に
こちらのお店、本当にお店の方が良い方なんです。
店主と奥さん、そしてその息子さんが切り盛りしています。息子さんはテキパキとお店を回しているため口数も少ないのですが、このご夫婦のお人柄がとても温かい。
初めて来店した方にも気さくに話してくれます。そのためお店の雰囲気がとっても明るく、いつまでもお店にいたくなってしまいます。
近くに寄った方は、是非遊びに行ってみてください。少しでも長くお店が続くことを願っています。
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