数年前に購入した「レスキューフーズのカレー」が賞味期限を越えたため、自宅で食べてみました。
こういった非常食を初めて食べたのですが、サトウのご飯&インスタントカレーと全く遜色がなく驚きました。
ということでこちらの記事ではレスキューフーズのカレーの記事になります。
レスキューフーズ カレーとは
「日本災害食」に認定されている食品で、火も水も使わず「温かい本格的なカレー」が食べられる商品です。
常温で5年6ヵ月保存が出来るため、とても安心な非常食になっています。
実際に作ってみた
ここからは実際に作ってみたときの写真です。
箱から全てを取り出して
加熱袋(透明の袋)に発熱剤、カレー、白いご飯を入れます。
その後「発熱溶液」を注ぎ入れます。
するとすぐにぶくぶくと沸騰し始め、蒸気が出始めます。
驚くほどの早さと熱。これは確かに火傷に注意ですね。
作り方通り20分加熱し、10分放置して出来たのがこの白米。
ほんともうサトウのご飯と変わらないですね……。
冷凍の餃子も一昔前と比べると、いつの間にかとても美味しくなっていますよね。
同じくこの非常食の白米も、コンビニで売っているレトルトご飯と全く変わらない出来です。
はい、カレーもインスタントのものと全く違いが分かりません。
お子さんも食べられる甘口仕様になっていますが、十分美味しい。
そして撮り忘れてしまったのですが、スプーンが入っているのも最高。
ほんとにこの一箱のみで全てが完結します。
このカレーを食べた時、日曜のお昼だったのでなかなか実感しにくいのですが、一切の道具なく「温かいご飯」が食べられるってすごいですよね。
レスキューフーズカレーの最も素晴らしい点は「レトルト食品並みの美味しさ」ではなく「熱々の食事」をいつでもどこでも食べられるという安心感です。
缶詰や乾パンもいつでもどこでも食べられるという点ではとても便利な非常食ですが、温かさはだけはどうしようもないですからね。
レスキューフーズ カレーのデメリット
価格設定
レスキューフーズのカレーは、非常食の中でいえば若干値段設定が高いです。
ですのでこの商品を3人分で3日分常備しましょう!というのは現実的ではないと思っています。
しかし一人に一食分だけでも準備しておけば、いざという時の「温かい食べ物」として心の拠り所になるのではないでしょうか。
調理時間の長さ
調理時間は30分と長めです。
ただしガス、電気、水道が使えない状況でも、これだけで作れるということを考えればあまり問題点ではないかもしれません。
レスキューフーズ カレーのメリット
レスキューフーズのカレーは発熱剤を使用しますが、これは直接の「火」ではありません。
最大のメリットはこの火器不使用という点です。
二次災害が起きない安全仕様
直接の火を使用していないため、被災時の使用で「火災」などの二次災害を起こす心配がないという点はとても優秀です。
同理由により、登山やハイキングなどで「温かい食事が食べたい」といった場合にも山火事などを起こす心配がないためとても便利です。
レスキューフーズ カレー まとめ
レスキューフーズカレーは価格は安くないですが安心・安全にとても配慮されており、いつでも「温かい状態の食事」を摂れることが出来る非常食です。
ちなみに賞味期限5年で販売しているところが多いですが、個人的には少し安い3年がオススメです。
というのも、こちらのカレーも含めて震災グッズは日々進化しています。
2〜3年程度で震災グッズの状態を見直し、一部のグッズは入れ替えていく「定期的な見直し」がオススメです。
いつ起きるか分からない災害に対し、事前の対策・準備はしておきたいですよね。