TVでも紹介されることの増えたオートミールですが、いざ購入しようとすると様々な種類があって「どれを買っていいの?」となってしまうかたも多いのではないでしょうか。
こちらのページではそれぞれのオートミールの特徴をまとめています。
食感があり、塩気のある食べ方が好きな方はロールドオーツを。
牛乳やヨーグルトで甘さのある食べ方・クッキーやパンケーキに使いたい方はクイックオーツがおすすめです。
それぞれ理由とともに解説していきます。
まずはオートミールの原材料である「オーツ麦」をほぼ加工していないオートグローツから。
【ほぼ無加工】麦の玄米 オートグローツ
オートグローツはオーツ麦=燕麦(エンバク)からモミガラを取り除いた状態で、お米でいうと玄米に近く「ほぼ加工していないされていない状態」です。
そのため食べる際には加熱処理をする必要があります。
食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素は高いですが非常に固く、調理には30分以上かかる上級者向けです。
日本のスーパーなどではこの状態ではほとんど販売されておりません。
ロールドオーツ
先ほどの「オートグローツ」を蒸してから平らに引き延ばし、乾燥させたものです。
おかゆや雑炊など、白米の代用として使用しやすいのが特徴です。
別記事で紹介しているオートミールを使ったお好み焼きはこちらで作られています。
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【初心者向け】自宅で簡単にできるオートミールレシピ集
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また加工の過程で加熱がされているため、一晩牛乳などに浸す「オーバーナイトオーツ」もおすすめです。
オーバーナイトオーツとは?
オートミールを牛乳やヨーグルトに一晩漬け込んでから食べる方法です。
長時間かけてオートミールに水分を含ませることで「柔らかくなる」「量が増す」といった効果があるため「食べやすさと食べ応えが増す」というメリットがあります。
少量で満腹感が大きく、ダイエットにもとても効果的です。
甘さを加えてもメリットが大きい!
牛乳やヨーグルトに浸す場合、フルーツや砂糖を加えて食べることが多いかと思います。
「ダイエット食品にフルーツや砂糖を加えるのは抵抗がある」と思う方も多いかもしれませんが、適量でしたら「甘いものを我慢する」よりも「オートミールを食べる」というメリットの方が大きいというデータがあります。
その際には果糖の多く含まれている「上白糖」や「蜂蜜」よりも「メープルシロップ」や「黒糖」がおすすめです。
適量である場合は、砂糖で適度な甘みをつけても食後血糖値を上げることはないという結果も報告されています。適量のオートミールならば、太ることを気にせずに適度に甘い味付けも楽しめるのです。
-中略-
果糖は摂り過ぎれば脂肪肝の原因となってしまいますので、ハチミツの使いすぎは避けましょう。
クイックオーツ
ロールドオーツをさらに細かくし、調理しやすくしたものです。
小麦粉の代用としてお菓子作りなどに最適で、クッキーやパンケーキを作る際の「小麦粉の代用」として使用する方が多いです。
他にも、細かく加工されて水分の浸透が早いため、牛乳をかけてそのまま食べたりすると言った食べ方も人気です。
別記事で紹介している、オートミールで作るバナナパンケーキもこちらのクイックオーツで作られています。
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