妻と子への想い。鈴木おさむの育児への覚悟
鈴木おさむ氏が放送作家を休業することで話題になっています。
苦難からの幸せ
妻でお笑い芸人「森三中」の大島美幸と結婚し、先日第一子の出産を授かった鈴木おさむ氏。
流産を経験した彼ら夫婦にとって、母子共に無事であった出産はこれ以上ない幸せだったのではないでしょうか。
父になる準備としての休業
そんな鈴木氏は「この数か月間いろんな方とお話して」テレビ放送作家を1年間休業するという決断をしたそうです。
そしてこの1年間は「育休というより、父親になるための勉強」「父勉(ちちべん)をさせてもらおうと思ってます」と、子育てに力を入れていくことを発表しています。
人気ブログランキングへ
仕事を休むということ
鈴木氏は父勉についての休業をこうブログで述べています。
ネットや数々のメディアが出現する中、テレビのこれからの変化のことを考えたい。
放送作家を休み、執筆、脚本の仕事のみにすると現在では週2日の仕事となる。
世間で男性が育休を取りにくい現状をコメントで知り、仕事を休むことができる環境にありがたく思っている
休みが増え、リアルタイムでテレビを見ることは放送作家としての勉強にもなる。
ただし復帰した時に不要と言われる可能性もある「厳しい世界」だと認識している。
鈴木おさむの裏方からの評判
鈴木氏は現在、放送作家の中でもかなりの実績を持つ実力派です。
そして周囲のスタッフからの信頼も厚く、多くの裏方さんから「一緒に仕事をしてて本当に楽しい」「彼と一緒にまた仕事をしたい」と評価されています。
その理由はテレビで見せる温厚な性格とは裏腹に、現場では常に作品のクオリティを考え、妥協せずに仕事に臨んでいるからです。
スポンサードリンク
彼の手がけた作品
そんな鈴木氏が携わった作品はどんなものがあるでしょうか。
現在も放送中の番組
金曜日のスマたちへ、深イイ話、SMAP×SMAP、めちゃイケ、Qさま、さんタク
過去の放送番組
既に終わってしまったものの、未だに高い評価を持つ番組も
いいとも、マネーの虎、内P
映画での活躍
未来日記やハンサム★スーツ、最近ですと新宿スワンも手掛けています。
新宿スワン綾野剛、駅伝トーク再び!再度おぎやはぎのラジオに出演!はこちら
アニメ作品
また「ワンピースFILM Z」の脚本を手がけたことも記憶に新しいです。
この「映画ワンピース」の評価
現在「もっとも多く発行された単一作者の漫画」としてギネスに認定されたワンピース。
それ故にファンが多く、映画の売れ行きとは別に、内容が批判されることも少なくありません。
ですが「FILM Z」はファンからのストーリー面での評価も高く、原作の尾田栄一郎氏も
「漫画は作家一人で何とでもなるが映画は違う。この作品に関わってくれた全ての皆様に改めて感謝します」
とスタッフに向けたコメントを残した作品です。
執筆、舞台作品でも活躍
同鈴木氏原作の「芸人交換日記」は脚本・演出をセルフプロデュースし舞台化。こちらも高い評価を受けています。
例に挙げた作品は、鈴木氏が手掛けた作品でもごくごく一部の作品です。
ですがテレビ業界の作品だけでなく、多方面の活動でも大きく功績を残していることが分かります。
まとめ
現在手掛けているテレビ番組のスタッフロールからは、徐々に鈴木氏の名前は消えていきます。
しかしこれからの放送作家を休業する1年の間に、ネットメディアへの進出も可能性が少ない話ではありません。
テレビ業界も「ネットに押されている」とやっと認識し始めた今、テレビを再起させる有効打を決めるのは「一年後の鈴木おさむ氏」かもしれません。
おまけ
ちなみに先ほどの「芸人交換日記」。以前友人に本&DVDを強引に押し付けられて 勧められて読んだことがあります。
売れないお笑いコンビの生活と葛藤を、主人公二人の交換日記形式で描いた作品です。
文章は全て交換日記形式で書かれており心情や風景の描写などが一切ないためさくさく読めます。現在は文庫版も出ています。
舞台のDVDも楽しめました。オードリー若林と俳優の田中圭が主役のお笑い芸人として主役を務めています。
若林が舞台できるの?と思っていましたが、芸人の葛藤や辛さに悩みぬくシーンなどの演技がとても素晴らしく、彼自身もこういった悩みを抱えていた時期があったのでは?と想像してしまいました。
舞台は興味あるけど、なかなか見る機会が……といった人にも見やすい作品になっていますよ。
ジャケットも雰囲気が出てていいですね。
スポンサードリンク