大根にしっかり味を染み込ませる方法&簡単栗剥きグッズ
前回の記事 これでサンマを美味しくキレイに焼ける!数百円の便利グッズを紹介! に引き続き、秋の味覚をより美味しく調理できる便利グッズを紹介していきます。
今回は
「おでんの味をしっかり染み込ませる方法」
「栗の皮を簡単に剥く方法」
を紹介していきます。
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自宅でおでんを美味しく作るには
自宅でおでんを作る場合に一番難しいのは
「だいこんの調理」ではないでしょうか。
仕込みに時間をたっぷりとかけるお店のおでんと違い、自宅でのおでんはそこまで時間をかけられないですよね。
そのため自宅でおでんを調理すると
- 「芯まで味が染みない」
- 「味が均等にしみない」
- 「隠し包丁を入れたことにより荷崩れを起こしてしまう」
といったことが起こってしまいます。
これを解消するには「トマトピーラーと土鍋を使う」のがオススメです。
トマトピーラーで味がしみ込む
トマトの皮を剥く際は、熱湯にくぐらせることにより皮を柔らかくしてから剥いていく「湯剥き」が一般的です。
トマトピーラーとは、この湯剥きの手間を省いてトマトの皮を剥くためのピーラーです。
通常のピーラーとは違い、トマトの皮にひっかかるように刃先がギザギザになっています。
なぜ大根にトマトピーラーを?
刃先がギザギザになっているトマトピーラーで大根を剥くことで、大根の表面は細かい凹凸状になります。
この細かい凹凸状になることにより、大根の表面積が増え「染み込んでいく面積」も大きくなります。
そのため普通に剥いた大根と、トマトピーラーで剥いた大根は、煮込んでいる時間が同じでも「味の染み込み方に差が出る」というわけです。
確かにこんにゃくも包丁で切るよりも、表面積が大きくなる「ちぎりこんにゃく」のほうが味が染み込みやすいですよね。
トマトへの用途だけではないトマトピーラー
「トマトピーラー=トマト専用」と思い込んでいまいたが、このように他の食材への使う際にも便利な道具なんですねー。
他にも桃やキウイなどの皮が柔らかい果物を剥く際にも適しているようです。
また今回紹介したように
「味を染み込ませる目的」
としては、ニンジンやゴボウをトマトピーラーで剥く事で、同様の効果が得られるようです
おでんは土鍋で調理
おでんの調理というと、プロが使っている
こんなものを想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし「おでんを家庭で調理する際」には、このようなプロが使っている調理器ではなく「土鍋」がオススメです。
更にその中でも「万古焼-ばんこやき-」が特におでんの調理に向いています。
万古焼の土鍋
万古焼とは……
万古焼(萬古焼)
陶磁器・焼き物の一つで、葉長石(ペタライト)を使用して耐熱性に優れた特徴を持ち、陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器に分類される。
三重県の代表的な地場産業であり、伝統工芸品に指定されている。
その耐熱性の特長を活かした急須や土鍋が有名であり、特に土鍋の国内シェアは7、8割を占めると言われている。
出展:wikipediaより
ではなぜこの万古焼がおでんに向いているのでしょうか。
煮込み料理にぴったりな万古焼の特性
万古焼きの特性として「熱が入る時」もゆっくりであり、「冷める時」もゆっくりと冷めて行きます。
そして煮込み料理は「熱が入る時」と「冷める時」の両方の時に味が染み込んでいきます。
作った翌日のカレーがやけに美味しいと感じたことはないでしょうか。
これは一晩経ったカレーは、作り立てのカレーよりも「冷める過程で味がより染み込んでいるから」なのです。
このような理由から、味を染み込ませたいおでんには「万古焼きの土鍋」がぴったりなのです。
家庭で「簡単に美味しくする」には土鍋、特に万古焼きのような熱がゆっくり入る土鍋を使いましょう。
普通のおでんとどう違う?食べ比べた感想
ちなみにノンストップでは
「普通のピーラーで皮を向き、金属鍋で煮込んだ大根」
「トマトピーラーを使い、万古焼きで煮込んだ大根」
この二つを食べ比べていましたが、両者にはかなり違いがあるようです。
出展:http://www.wakkakka.com/
比較しての感想
設楽さんをはじめ、出演者達のコメントですが
「凄く味が染みている」
「食感が違う」
「箸を入れる際に柔らかいと感じる」
「形がキレイなのに、柔らかさが違う」
と、特に柔らかさに違いが大きく出るようです。
また土鍋を使う際、大根やジャガイモ等の火が通り難い食材は、土鍋の中でも一番火が入りやすい「真ん中の鍋の底」に置く事で、より味が染みやすくなるとの事です。
耐久性も高い万古鍋
万古焼は「耐熱性に優れている」ため、非常に割れにくいのも特徴です。
現在土鍋が無い方や、使用している鍋にひび割れなどが入って買い替えを検討しているあなたは、次の土鍋に是非「万古焼」を採用してみてはどうでしょうか。
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おまけ、鶏団子を作る便利グッズ
ちなみに鶏団子を作る道具としてこんなものも紹介していました。
ミートコネラー!1,500円。
このミートこねらーを使うことで、ひき肉などを直接触らずに「手でこねた食感」に近づいてくれる調理器具です。
また手でこねなくてよいため、半解凍のお肉をこねる際にも便利な一品です。
もしあなたが
- 「手の体温が移って肉が劣化するのが嫌だ」
- 「肉団子は手でこねて作りたいけど、生肉を触るのに抵抗がある」
- 「手荒れがあるため、料理中に手を洗う回数を減らしたい」
と思っていたら、使ってみてはどうでしょうか。
栗を簡単に剥けるオススメ道具
最後は栗剥きに関する便利グッズの紹介です。
私は去年初めて栗剥きに挑戦したのですが、栗剥きがこんなに大変なものとは知らなかったです。
皮が硬いため、包丁を進めるのが怖いんですよね、、
その時になにかいい方法はないかなと検索して出てきたのがこちらの栗くり坊主2だったのですが、ノンストップでも紹介されていて驚きました。
番組内で使用している時も感じましたが、スルスルと皮むきが進んでいますね。
残った細かい渋皮も剥けるのも良い感です。
番組では、老舗の調理器具専門店飯田屋の主人が
「80歳のおばあちゃんでも栗が剥ける道具です」
と自信を持って勧めていました。
また、銀杏を剥ける「銀杏坊主」もあります。
こちらは剥くというよりも「殻を割る」道具ですね。
この銀杏坊主ですが、銀杏の実に傷が入らないように、しっかり握り込んでも最後までは閉じないようになっている優れものです。
まとめ
今回も便利な道具が盛りだくさんだったノンストップ。
飯田屋のご主人は喋りも上手でキャラも立っているため、また出演しそうですねー。
そして個人的に今回の放送では、大根以外にも使い道の多そうな「トマトピーラー」に心が傾いています 笑
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